長唄の『老松』にも「さざれ石」は出てきます。
さて、さざれ石とは。
日枝神社にさざれ石とその由来の説明書がありました。
フムフム・・・
史跡めぐりというのは、偶然の学びを与えてくれるものです。


さざれ石というのは小石と小石の集合体で、隙間が炭酸カルシウムなどによって埋め尽くされ、コンクリート状に固まった塊をさざれ石というのだそうです。「石灰質角れき岩」とよばれる。石灰岩が雨水で溶解し、石灰質の作用により、小石がコンクリート状に凝結して固まってできる。
さて、
「さざれ石の 巌となりて・・・」という歌詞は、小石がさざれ石になっていく過程を言っているのだそうですよ。
なるほど小石が集まり、大きな石ができる。目出度い事ですね。