本当は日曜日がお稽古だったのですが、仕事で伺う事ができずに平日にお稽古日を作っていただきました。ということで、今日はお稽古♪二週間以上の間がありました。
この二週間、前回のお稽古で音源の都合で出来なかった「辻打ち」を研究。師匠から頂いた附け(譜面)にある手であろうという予測からこの手でたっぷり練習。やっとできるようになったのになぁ・・・。
でもね、自由度の高い『喜撰』。あれも正解、これも正解。そんな曲で一つの手で固めちゃうのは非常に危険。案の定、蓋を開けたら似ているけれど違う手組み。ぶっ飛び・・・(汗)でした。この音の手組みでお稽古はやりましょうという事らしい。うわっ!今まで聴いた辻打ちの中で一番難しそうかも・・・。
師匠の模範を拝聴。そして、、、全然ついて行けませんでした。そんな情け無い私に出された宿題。音を頂戴し、それを分析・研究してみよう^^♪
明日もお休みなので、ゆっくり明日取り掛かればいいのですが、もう気になって気になって、頭の中は「辻打ち」オンリーです。ミクシーのアプリゲームをやっていても、頭は辻打ち。ゲームは上の空・・・。
こりゃダメだという事で、夕食後分析作業に集中する。
そして、やっと分析完了。思ったより早く完了できた。私って天才・・・な訳が無い。天才だったら、ものの数分で分析できちゃうよね。二時間くらい掛かったぞ。百回は辻打ちを聞いたなぁ・・・
それに、私のたいした事の無い耳で分析しているので合っているかわかんないしね。
辻打ちというのは、もともと十字路(四つ辻)で人を集めるための寄せ太鼓の一種。下座音楽では、見世物小屋、広小路、宮地の境内、水茶屋とかの場面で、見世物とか曲芸とか猿廻しとかを現しているお囃子だそうです。
「天天天天、テレン」で始まって、あとは曲によって。決まりがあるようでないような。基本があるようでどれも基本であり応用であり・・・。三味線にいかにマッチさせた手を打つわけですが、そのマッチングはそれぞれの感性ですものね。
きっと師匠の師匠がその昔、この手の曲の教えを請うと「知らへん」と答えられたそうですが、こういった曲は習うものではないのでしょうね。つくづく思います。
まあ、どこかでベースを作らなければならない。そのベースが師匠ですから、師匠の感性を勉強させていただくという事ですね。
情け無い私に頂戴した宿題。次回のお稽古まできちっとクリアしたいと思います。
・・・げっ、次回って次の土曜日じゃん。大丈夫かfuyusun・・・