『松の翁』二回目 | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

先日、手が回らなくて必死だった部分が、今日はかなり出来るようになっていた。
やっぱり、日々のお稽古というのは大切ですね。
でも、滑らかさに欠けるので、まだまだ努力は必要。。。当たり前ですが。。。
また、できるようになったと安心しておさぼりすると、目に見えて出来なくなっちゃいますので、稽古事に安心なんてありえないですよね。

私はまだまだどう音の装飾技法を使ったら良いのか良く分からないのですが、師匠の弾かれているのを拝見していると、余韻の音を変化させたりして、曲の深みをより深くしていらっしゃる。
色々、盗みたいのですが、まだ曲が身に付いていなくて譜を追っかけているので・・・本当に駄目子ちゃん(_´Д‘) あぃ~ん
早く装飾を加える事のできるレベルに達したいものです。

そうそう、一回目でどうも間が理解できなかった部分があるのですが、あそこはお囃子の“打ち上げ”という手に合わせて(本当はお囃子が三味線に合わせるものなんですが)弾くところという事を後日確認できて、その確認が正解である事をさらに確認できました。
やっぱり、お囃子も長唄も同じフロアのものですから、分野は違うのですがヒントを得ることができます。
こういったお囃子と息を合わせるという部分、この曲に限らず時々見受けられるのですが、そういうのは譜面に書いてないので難しいですよね。
そうそう、譜面に書いてないで思い出しましたが、長唄というのは譜に書ききれないノリの変化とか間とかがあるから、これがすごっく難しいと思います。
常に唄を唄わせるというのが大切なのでしょうか。
そう弾いちゃったら、唄い手さんは息ができないよ。とか、そんな弾き方じゃ唄い手さんの唄が入らないよという感じなんでしょうね。

さて、来週のお稽古まで、更に頑張らなくちゃ。