しかし、さすがに秋ものの着物は着る気にならなく、紗もどきの洗える着物でお出かけです。汗をかきますからね。。。
さて、今日から太鼓は『那須野』、小鼓は『浦島』に入りました。
細撥は手首が命。なのに・・・私の手首は鋼のように固い・・・やばいなぁ。
太鼓をやってだいぶになりますが、まだまだ手首がカチカチです。
昔、バレエをお稽古していた時。数か月でこんにゃく身体が手に入ったのに・・・。まあ、あの時は若かったけれど、それにしても亀のペースのように思います。
まあ、思えば・・・バレエのお稽古は、直「仕事」だったから心構えも違ったかも。やっぱり、趣味か仕事かはそういう面で差が大きいのかも知れない。
那須野の最初は明るくて好きだ。とてもとても、恐ろしい九尾の狐が主題の曲とは思えない。
でも、附けを拝見すると、冒頭は大ドロのようだ。ここを聴けば「怪しいものが主人公」というのが察する事ができるなぁ。
『那須野』の太鼓はちょっとしかない。しかし、後半の“飛び去り”は難しそう。ここで時間が掛るかもと思っている。
『浦島』。この曲は、『新曲浦島』より耳ざわりのよい曲のように思う。でも、短いし・・・うーん・・・やっぱり地味なのかな(?)
演奏会で聴くのは、やっぱり『新曲浦島』の方が多い。
この曲。冒頭のお囃子は三種類のバージョンがあるらしい。そういうのが好きだ。うちは「どれ」というのを習うというのがお月謝を掛ける意味があるように思う。
また、うちのものだけじゃなくて、
「色々あるんだよ」と教えて下さる。これがものすごい財産のように思う。
この曲を予習するにあたっては、以前、知人からいただいた附けを使用している。最初の部分。その附けには「中の舞」と書いてあった。しかし、望月流の教本(?)には「出端」と書いてある。どっちが本当なんだろうか?うちの流派の勉強会の演奏の音を聴いたら、最初は「受走り」だ。これなら・・・もしかして「出端」かな。でも、美学の音は「受三つ地」だ。そうしたら「中の舞」かな???よくわかんない。
やっぱり、笛とか分かっていないと、そういう微妙なのが理解できないなぁ。
さて、秋祭りのシーズンですね。
渋谷ももうすぐお祭りのようです。御神輿が東急プラザの前に展示されていました。

うちの近くもお祭りです。そういえば、いつもこのお祭りとお稽古が重なる気がする。
でも、今年も御神輿を見る事ができた。幸せだ。
しかし、何年か前までは、お祭りというと祭囃子の音楽が有線で流れて、街を祭りムードにしていたけれど・・・。まるで死の街のように静か。騒音とかで苦情が出たのでしょうか?
なんか寂しいな・・・。

ついでに、またまたサボテンの花が咲いた。
今年、幾つ目だろうか。嬉しいけれど・・・なんか不安。
狂い咲きなのだろうか?何かの予兆?うーん・・・何事もない事を祈る。
サボテンの花はたった一日のお楽しみ。夕方には枯れてしまった。
