各流派合同新春舞踊大会 | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

去年は休みが取れなくて行けませんでしたが、今年は♪

二日目の第二部に行って来ました。
国立について、お囃子の楽屋へ。師匠にご挨拶。
「今年も宜しくお願い致します」
二月の邦友会の下浚いの話とかペラペラ。
「明日なら供奴が出ているのに」と師匠。えっ!!そうなんですか!
「うーん。。。いけずな師匠どすな。明日は仕事です」なんて、師匠のせいではないのに思わず「明日は仕事です」と言ってしまった。
ああ、今日だったら良かったのになぁ。まあ、そんなものですよ。
そうそう。邦友会のプログラムがそろそろだと思うのですが・・・。まだ、全く詳細分かりません。
でも、本日
ワキ小鼓は望月太喜右衛門氏
大皮が中井先生と判明しました。
おおっ♪豪華ですばらしいです。
ついでに、邦友会の会員ではない師匠なのですが、お笛の方のご指名で供奴の太鼓に並んでいただけます。
お笛の方はお孫さんが私と同門。この方は福原の方で大ベテランのお弟子さん。お孫さんの縁(?)で『供奴』でご一緒します。

さて、本日は素踊りが多かったです。
やっぱり世情が影響しますね。
本日のベストワンは『花がたみ』でした。姿といい、雰囲気といい、曲想にピッタリ。気品があってすばらしかったです。
よかったけれど良くなかった演目は『保名』
気を病んだ人を演ずる。衣裳・背景等々、様々な力を借りて演ずるのであれば意外と簡単なのですが、素踊りでは相当の表現力を要します。
実際の世界でも「○○と××は紙一重」と言います。何をもって正常かなのです。ですから、正常と異常の区別って難しい。
気の病の人なのに目力が正常すぎ。ちっとも気の病の人に見えない。これが感想です。
ちょっと気の病の振りをすると、酔っ払いに見えます。
やっぱり、こういった曲は衣裳・小道具・大道具の力を借りるべきです。
なかなか、保名を演ずるのは難しいと思います。


ところで、国立のおにぎり弁当。穴場のお弁当だったのですが、
不景気のせいか品質粗悪に。
あまりの不味さに吃驚でした。がっかり。