大田区邦楽連盟20周年記念演奏会『輪の会』に行って来ました。
今日も仕事帰りで東急多摩川線の下丸子にある大田区区民プラザホールに行きました。
丸の内線→山の手線→東急東横線→東急多摩川線・・・久々にこんなに乗り換えしてしまった。
はあ、とにかくダッシュで職場から会場まで約一時間でした。
遠い・・・。
邦楽連盟ですから、長唄だけじゃなくて、
義太夫もあれば、小唄もあり。清元も筝曲もついでに一弦琴まであった。
たまたま、以前お世話になった長唄の唄い手さんがご出演。相変わらずの美声にうっとりでした。
結局、名取=プロではないのですよね。
私の知っている長唄の方は女流ですがプロで活動されている。でも、こういう地域の邦楽連盟に所属されているほとんどの方は演奏家としては素人さんがほとんどですよね。
実力の差がやっぱり歴然ですよね。お上手なんですが、プロとは何かが違うのです。
さて、プログラムに一曲だけ舞踊が入っていました。『藤娘』です。
唄とお囃子のバランスは良かったのですが、三味線とお囃子のボリュームのバランスがいただけなかった。
女流の長唄チームに、ほとんど男性で構成されているお囃子チーム。
仕方がないと思いますが。
演奏オンリーだったら、お囃子さんのボリュームを・・・と思いますがね。
舞踊の場合は、やっぱり三味線のボリュームを少し上げたほうがいいですよね。とろけちゃいます。
そうそう、大田区区民プラザのホールの緞帳は薄いですね。
緞帳の内側の音・・・普通に聞こえていますが。それも、客席の一番後ろまで。
しかし、けっこう面白い趣向の演奏会でした。
杉並区にもこんな演奏会があったらいいのになぁ。