青濤会 | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

今年も青濤会の季節がやってきました。
青濤会というのは、お囃子の藤舎流の若手演奏家の方々の勉強会です。

今年は深川資料館での開催でした。
『俄獅子』
『汐汲』
『鏡獅子』
と三曲の演奏でした。

『俄獅子』
珍しく出端越の手が入っていました。
曲想がクドキだから、クドキにお囃子をいれるのって変という事で、最近は不打ちの事が多いようです。
そうそう、今、ここにお囃子を入れる方は人間国宝の堅田喜三久先生だけかも。それも、締め太鼓だけでしっとりと演奏されます。
今回は、本当の手附け通り三拍子での演奏でした。
しっとり感ありましたが・・・やっぱり、笛だけがいいかもなぁ・・・

『汐汲』
もっともっと中の舞を盛り沢山やってくれるかと思ったら普通でした。

『鏡獅子』
これは迫力のある演奏でした。
しかし、やっぱり小姓の方は難しいのですね。
川崎音頭のところの笛が素敵でした。

会場には、出演者の父兄の方やお師匠方がズラリ。客席がとっても豪華版でした。
きっと出演者の方々・・・
幕が開いたとたんに大緊張だろうな^^