<> <> <> <>
とっても綺麗な詞なので掲載してみました。
この曲は昭和二十二年に稀音家浄観作曲、作家の久保田万太郎の作詞です。
長唄って古~いイメージありますが、こんなに新しい曲もあるんですよね。吃驚でしょ。
私はこの曲大好きです。
様々な江戸の「市」を唄たったものですが、とっても綺麗な言葉が並んでいて、曲もとても美しい旋律なのです。
最後の「雪の合い方」が特に好きだったりして。。。
今日は、時間が少し余裕があったので、小鼓の練習の後に三味線で久々に「都風流」当たってみました。
なんか疲れているせいか、粋で綺麗な曲を心が求めているんですよね。
今日は合い方の替え手を勉強したのですが、替え手って難しいです。決まると本手だけで演奏したものより膨らみがあってとっても綺麗なんですけれど。決まらないと、ただの騒音にしか過ぎません。
今日は騒音を奏でてしまい、ご近所の方に大変不快な思いをさせてしまったかも知れません。。。(汗)
この曲は普段の演奏会では長唄さんだけで演奏されます。
けれど、踊りの時はばっちり蔭でお囃子が入ります。
先日の日本舞踊の会でも、この曲が出ていました。
やっぱりお囃子が入ると、風景のイメージが膨らんでいいですね。
例えば、長唄オンリーだとイメージは白黒なんですけれど、お囃子が入るとカラーのイメージを持つ事ができます。
江戸の街の賑々しい雑踏、人々の声が聞こえてくるようなそんな感じがします。
さて、本当は明日は夜勤だし、21日のお稽古まであまり練習ができないので、三味線をやっている場合ではないのですが、なんとなく今日は気分が三味線でした。