東京駅って、どこか地方に旅行に行くときの通過点であって、東京駅自体ににはあまり縁のない生活をしています。
「東京駅の地下がすごっく面白いんだって♪」と巷の噂に誘われて、思わずお上りさんやっちゃいました。
お目当ては松竹歌舞伎屋本舗という歌舞伎グッズのお店。
品揃えは今一つ・・・少々期待外れでした。国立大劇場の売店の方が品揃えがいっぱい。昔の歌舞伎座の売店なんてもっとだったなぁ。今後の発展・健闘をお祈りします。


さて、ごはんは・・・迷って迷って、結局ニュートーキョウ系の和食の店にドボン。
けっこうコシのあるうどんでしたが、私としたことがちょっと地味なメニュー選択でした。
まわりを見てこのメニュー・・・ランチとして一番お得感のない事に気が付きました。今度もし来ることがあったら丼ものしようと思いました。



お腹が満たされたので、今度はエネルギー消費を促すためにお散歩です。
丸の内口から皇居に向かいました。
まずはお上りさんその一で、東京駅の写真です。
あともう少しでお化粧直しも完成。その日が待ち遠しいという感じですね。
丸の内オアゾを通って、大手町の方にとことこ歩いて、なぜか銀行(UFJだったと思う)に大黒さんのオブジェ。可愛いです。
そして、大手門から皇居内に入りました。いやいや、あまりの広大さに吃驚です。それも一般公開しているところって一部でしょ。ひえー!!!
全部散策はあきらめました。もう筋肉痛(涙)



大手門に入ると目に入るのが鯱鉾。おおっ!あの屋根にある鯱鉾・・・。近くで見るとあの大きさなのですね。すげッ(@_@;)・・・あっ!お言葉が場所にふさわしくなかったなぁ。
三の丸尚蔵館は「内国勧業博覧会-明治美術の幕開け-」なる展示会が行われていた。
無料なのでちょっと覗きました。この内国勧業博覧会とは明治時代に五回開催された博覧会だそうです。政府主導によるもので、国内の産業発展を促進し、魅力ある輸出品目の育成を目的としたものであったそうだ。昨日から七月八日までやっているそうだ。三期に分かれていて展示物の入れ替えをするようです。
本日、とっても印象に残った作品は西村總左衛門作の刺繍嵐山春秋図屏風。嵐山の風景を黒繻子の布地をキャンパスに刺繍で描いている。いやいや凄い細かい作業です。日本人ならではの作品だと思いました。



ギョイコウという桜の種類だそうです。本当に一口で桜と言っても色々ですね。
今は、このギョイコウ・枝垂れ桜・八重桜が満開で美しかったです。



もうすぐ、つづじやサツキ・シャクナゲの季節。もうシャクナゲは満開状態。豪華な花を咲かせていました。つつじやサツキはこれからが季節。ぼちぼち開花している感じでした。
根津も美しいですが、皇居内のつつじは手入れが違うという感じでしたね。






まるで、暴れん坊将軍の吉宗が爺や大岡越前などを伴って歩いているような庭園。池が素晴らしい。六月になると菖蒲が綺麗ですよ。また、滝があったりして・・・いやいや贅沢な作りです。
池をくるっと散策したのちは茶室。長閑なものです。高貴な空間というよりもゆったりとした時の流れを感ずる場所という感じでした。


同心番所とか、百人番所という古い建物が江戸時代の面影として残っていました。
同心番所は今でいう警備室。
百人番所というのは大手門から本丸に入る際の最大検問所ですって。
伊賀組・甲賀組・根来組・黒田二十五騎の四組がそれぞれ同心百人ずつを配して鉄砲隊を組織し、江戸城の護りを固めていたのだそうです。聞いただけで怖い感じがしますね。



天守閣は石垣のみです。昔は海が見えて鯨が潮を吹いているのが観察できたという場所。
そして、そこから広大な広場が広がっている。まあ昔は様々な建物が建っていたのでしょうが・・・すごいの一言です。
江戸城は何回か火事に見舞われましたよね。
火事の時に使ったのがこの石室だそうです。大奥の偉い方の衣裳とか、調度品とか、なくなってはいけない大切なものをここに運び入れたそうです。・・・私、当時の冷蔵庫だと思っちゃいましたが非常用納戸だったのですね。



おまけ♪
天守閣近くで見つけた筍です。可愛い♪そして、ユズリハという花。そしてヤマブキ♪
ああ楽しかった♪