ちょっと足をのばすと、こんな近くにこんなところがあったのと思いがけない出会いがあったりします。

井の頭公園。ここは武蔵野市と三鷹市にまたいである公園です。
江戸時代、江戸の飲料水として整備された神田川。
ここは、神田川の水源です。
井の頭の語源は、徳川家光がここの水が美味しかったことから
「一番美味しい井戸」という意味をこめて名づけたのだそうです。
この付近には、御殿山遺跡というのがあって、縄文時代に人々が生活する集落があったようです。
この公園には弁財天が祭られている神院があります。
もともとは、源頼朝が東国を統一し安泰である事を祈願した場所なのだそうですが、のちのち反乱によって焼失してしまったようです。のちのち、徳川家光によって再興されたのだそうです。
私は、この付近育ち。で、この公園は我が庭のような感覚なのですが、
あの弁天様がけっこう由緒正しいという事、最近になって知りました。

井の頭公園からのびた川。神田川はこんな感じです。
私の子どもの頃の川はすごっく汚く臭かったのですが、今はけっこう整備されました。
この写真の場所は川の浄化を目的の虎の巻なのだそうです。
こういったポイントがこの近辺には幾つかあります。
井の頭線の浜田山駅と京王線の上北沢とのちょうど中間あたりに、塚山公園というやや小さい公園があります。
ここには・・・


縄文時代の竪穴式住宅が復元され展示されています。
この辺りにも遺跡があり、多くの土器などが発見されています。
そうそう、お隣の高井戸は世界最古の石器性の斧が出たのだそうです。


こんな感じに集落が広がっていたのですね。そしてこんな感じに人々は生活していたのだそうですね。
水も美味しく、食べ物も豊富にあったのですね。
ところで、縄文人は酒豪。弥生人は下戸。なのだそうです。
縄文人のDNAが濃い人は酒豪なのだそうです。つまり、お酒に強いという事は原始に近いという事で、どこかで進化しそこなっているんですね。
私は、ばっちり縄文人です。

ここは善福寺川です。
杉並といっても、ほとんど吉祥寺とか練馬に近い場所に善福寺はあります。
ここを源流とした川。
この善福寺川は中野区に入ると神田川に合流します。
さて、この善福寺川付近に広大な緑地があり、区民のお散歩コースになっています。
本当に、東京とは思えない大自然。平日は人手も少ないので本当に時の流れが変わっちゃいます。
和田堀公園というところがあって、この近辺の桜の名所です。
前述の井の頭公園も桜が立派ですが、いやいや、この近辺の方が立派かもですね。

五日市街道よりのところに、
児童交通公園というところがあります。ここは、小さな教習所という感じで信号があったり踏み切りがあったり♪子ども達に交通マナーを教える目的の公園です。
ここに・・・(*^。^*)


引退した機関車が展示されています。それも人気のD51系です。
私の子どもの頃は、地域によってはまだ機関車が走っていました。でも、どんどん電車に切り替え。こういった機関車の姿はどんどん消えていきました。
不運な事に私は乗った事どころか、線路を走る生の機関車自体見た事がありません。
このD51系は「デコイチ」と呼ばれて、幼少時代、こどもたちの憧れの機関車だったのですよね。
生のデコイチみたいって、まじ子どもの頃思っていました。


しかし、この公園楽しいですね。童心にかえって楽しめます。
私に子どもがいたら、絶対に毎日連れてきちゃいます。
・・・といいつつ、ちょっと遠いですね。



なんか、本当にのんびりしていて良い場所です。
横に伸びる五日市街道から、タテにのびる方南町通りに向かって歩いていきます。


ここは大宮八幡様です。杉並区には井草八幡とこの大宮八幡、二つの一宮があります。
七五三以来、井草八幡には行った事がありません。今度、お散歩に出かけよう。

以前、貴乃花親方が現役の頃、境内で奉納土俵入りをしたところですね。
そして、この近辺にご兄弟はお住まいでしたので、互いのお子様のお宮参りもここでしたね。
結婚式は・・・確か違ったかと・・・



けっこう大きな神社。運が良ければ結婚式に遭遇できます。
初詣の時期はすごい人出なのですが、シーズンオフはけっこう静かです。

先日の下谷神社のおみくじは繭の中におみくじが入っていましたが、
ここのはだるまの中におみくじです。
お参りして、先におみくじ買っちゃったのですが、達磨ほしさに、またおみくじ買っちゃいました。
なんか微妙・・・

で、帰りにお土産でこんなのを見つけました。
「へそ福餅」
名物らしいです。けっこう甘いですが美味しかったです。