
知人が「学生長唄連盟OB会」に出演するという事で、日本橋劇場に行ってきました。
学生長唄連盟とは、大学の長唄研究会みたいなサークル活動をしている人たちの連盟だそうで、そのOBの方々の演奏会です。
名の知れた伝統ある大学ばかりが名前を連ねているせいか、幅広い年齢層でちょっと吃驚しました。
だって、今年卒業したばかりらしき方からもう現役を引退されたような年代の方もいらしたのですもの。
なんか、サークル活動のOB会というから若い方ばかりと思い込んでいたのですもの。。。まあ勝手な思い込みなんですけれど。
それにしても、皆様大変お上手でびっくりしました。
多少、ノリが?!と思う番組もありましたけれど、普通は必ずプロの方が一人でもそのグループにいて先導するんですけれど、OBの方ばかりの舞台。プロが入っても流れが変になってしまう事が多いのに本当にすごいと思いました。
友人は「那須野」という曲に出演。那須野は九尾の狐…つまり玉藻の前のお話の長唄です。
とっても綺麗な張りのある声で聞かせてもらいましたよ!
私は長唄の唄が苦手で、本当に上手に邦楽の発声ができる人が羨ましいです。唄は得意なんですよ。でも、邦楽の唄は独特な発声があって、それの出来ない私は演歌の花道になってしまいます。
ですから、友人のようにちゃんとした長唄が唄えるのってすごいと思うのです。

日本橋劇場は、人形町の日本橋公会堂の中にあります。
とっても綺麗な劇場で、いつか私もあの劇場でなにか演奏できたらと思う憧れの劇場です。
あそこの楽屋は迷路状態。初めて楽屋見舞いにこの劇場の楽屋に行った時は迷子になってしまいました。
今日は迷子にならず友人の楽屋を訪ねる事ができました。
良かった^m^
今日は楽しい一日でした。
しばらく長唄の演奏会に行く予定がないので淋しいな。。。