今日も暑かったですね。が、暑さに負けず和服で出かけました。
着物は見た目暑いかもかもですが、日本の気候に適した民族衣装ですね。
洋服より涼しく感じます。←これ、本当に本当です。
ただ、木綿製の浴衣は、汗を吸うとテラテラになって素肌に纏いつくので暑い気がします。
だから、和服といっても絽とか絽もどきなどの類の和服の事です。
洋服よりも涼しく感じるとはいえ、やっぱりホットです。
さて、やっと『二人猩々』が終了しました。
けっこう手組は簡単。覚えやすい。
しかし、やっていると同じ繰り返しが多くて、自分を見失って分からなくなるという落とし穴がある。
今日も小鼓で初っ端からその錯覚に陥ってしまった。
二人猩々は謡曲がベースになっている。ゆったりと大きな感じ。それがゆえにノリがゆっくりだ。
「ゆっくり」というのはアラが目立つものである。
早いものはサラサラで済むので、多少いい加減でも目立たない事がある。
ゆっくりを意識していると、ついつい余分な事をしてしまう。そして、そういった余分な事はすぐに師匠にばれてしまう。
さて来月から、小鼓は『浦島』、太鼓は『那須野』になる。
『浦島』・・・聴いてみましたが、なかなか侮れない難曲のように思う。
あの打ち合わせは・・・覚えられるだろうか?とっても不安になる。
九月になっても、まだまだ暑そうですね。
早く涼しくならないかしら。でもなぁ、冬に近づくと小鼓が乾燥しちゃうし・・・困ったものだ。
楽器にとってベストコンディションで、私自身にとっても過ごしやすい季節がいいなぁ。