今日の会は梅屋流のお囃子の会です。
会主さんは向島の見番でお囃子のお稽古をされている方で、出演者の方々は向島の芸者さんがほとんどでした。
たまたま、ネットで親しくさせて頂いている方(向島の芸者さん)が名披露目で「島の千歳」を打たれるというご縁で演奏会に伺わせて頂きました。
色々な花街のお浚い会を見たことがありますが、向島の芸者さんは芸達者な方が多いのに吃驚しました。
お稽古熱心な方が多いのでしょうね。
そうそう、今日改めて感じましたけれど、やっぱり同じお囃子でもお座敷で演奏する芸者さんの芸と舞台で演奏する事を前提でのお囃子とはちょっと雰囲気が違うのですね。
芸者さん方の何とも言えない色気のある掛け声。。。良いですね。
けれど、芸者さんという前提で見ているからいいなぁと思いますけれど、普通の舞台であの掛け声を言われちゃうと。。。ちょっと違うかなと思います。
もともと芸者さんは、お座敷で演奏する訳ですから、私達とはちょっと条件が違います。
いくら名プレーヤーでも、もしお座敷でそのままの芸をされちゃったら・・・宴席には向かない芸です。
反対にお座敷の芸をそのまま舞台で。。。これもどんな名手の芸者さんでもインパクトが薄いな。。。
これは上手下手ではなくて、芸の違いだと思います。
今日は、芸者さん方のお浚い会という事を知っていて、その心構えで会に伺ったので、証券会館ホールの舞台ではなくて、向島のお座敷という雰囲気で演奏を聴いていました。
とっても贅沢気分。
綺麗なお姉さん方を総揚げしている、紀伊国屋文左衛門の気分です。
はあ。。。私はまだまだ勉強不足だな。。。
がんばらなくちゃなぁ。
そうそう、コプクさん!
今日はとても素敵でしたよ。
小鼓も良く鳴っていて良かったですね。
本当におめでとうごさいました。

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