府中にある『セミナーハウス クロス・ウェーブ府中』にて一泊の研修があった。
もちろん、お仕事の方の研修です。
自己啓発セミナーというのでしょうか、チーム医療を病院の理念にしたがって円滑に運営できるように、スタッフのスタンスを確認。そしてモチベーションを上げましょうというような研修でした。
学生の頃、『人間関係論』という時間があって、内容はそれと似ていたかな。
病院というところは様々な専門職のチームによって運営されています。それはうちの病院だけでなく、どこの病院も一緒です。昔は医師を頂点としたタテ関係にあったのですが、今は一応、他職種の横のつながりによって患者さんを支えているという形になっています。
さて、そのチームを形成している看護は、うちの病院の場合は看護師と介護士のチームによって、大きなチームに参加しています。
このように、患者さんを支える大きなチームは様々な専門領域のチームによって形成されているんですね。
一つのチームというのは、個人の集合体です。個人というのは十人十色で全く違う価値観があり生活があり考え方があるわけですね。そういったバラバラな個人の集合体です。
さて、このバラバラがバラバラのままではチームというのは機能しないですね。
その基盤となる何かがあって、一人一人違う個人が同じ問題を共有したり同じ目標を達成しようとすることが大切ですよね。
ある人が風邪をひいたとして、Aさんは「暖かくして早く寝た方が良い」とアドバイスした。この一つのアドバイスでも充分ある人には役に立ちます。しかし、そこにBさんが「風邪薬を早めに飲んだ方がいいよ」とアドバイス。またCさんは「はやく医者にかかった方がいいよ」とアドバイス。色々な意見が出た方が、選択肢も増えるし、またそれらのアドバイスを合理化して「今日は忙しいから、近くの薬局で風邪薬を買って暖かくして早く就寝しよう。で、明日も調子が悪い様だったら医者に行こう」という結論が出るかもです。
問題解決には様々な意見が必要という事ですね。
そうそう、毛利の三つの矢も同じですね。一本の矢は容易に折れてしまうけれど、それが三本固まれば強固な塊となる。
まったく違う価値観や考え方、背景を持った人たちの集まりでも、問題を共有して同じ目標に向かうとか、指針に従った行動をする事で強固な集合体になるということですね。
これは病院という組織だけでなく、どんな組織でも求められるものですね。
いやいや、こういった脳の思考展開をつかさどる部分をいじる勉強は疲れますね。
楽しかったけれど、とても疲れました。
プラス
朝ごはんと昼ごはんを食べすぎて胃の調子が・・・。
この研修所。武蔵野線の北府中が最寄なのですが、なんか行きは五十分くらいで到着できる予定だったのに、電車の連絡悪く一時間二十分くらい掛ってしまいました。という事で、タクシーで府中に出て京王線で帰ってきました。電車の連絡もよくて40分くらいで帰ってこれました。それも、今日は天皇賞で渋滞にあったのに・・・。