あっという間に十一月です。
今月は28日に舞台を控えています。春にお話しを頂いて、本当にあれよあれよという間です。
さて、お稽古の課題は先日と一緒です。
なんか、今日は小鼓がめっていました。私の手はめり手で、私が打つとどんどん小鼓の皮がめってしまうのです。
小鼓は湿度をもたせて打つものなんですが、あまり湿りすぎてもいけないのです。
ほらほら、私たちのお肌と一緒。
乾燥していると、お肌はカサカサして宜しくない。かと言って、汗だくでふやけちゃった様なお肌もいただけませんよね。保湿が適度で、プリプリもち肌が良いのです。
もうこの季節になると乾燥しちゃって、素人がよい音を出そうというのは至難の技なんですね。
うちのコバちゃん、とってもめっている皮なんですが、さすがに張ってきています。だから、なかなか気に入った音が出ない・・・・
しかし、今日の師匠の小鼓はめっていましたね。で、打っていくうちに更にメリメリに。
たまりかねた師匠、
「ちょっとドライを入れよう」とエアコンをかけました。
あっという間に小鼓は張ってきましたが・・・
ちょいと涼しかった。はははっ♪
『松の翁』の復習。
以前お稽古した時も苦手でしたが、終盤の乱れが最悪です。
「スタスタ・・・」ずっと「タ」だったらよいのですが、途中「ポ」という音も使います。
この「ポン」が曲者。
調べを握ったり、緩めたりする作業によって作られる音なので、どうも遅れてしまうらしい。
だから、どんどん間が崩れて、表の間と一緒になってしまうのですね。
裏をすくうのが苦手なので、一度崩れたら修正不可能。
はあ・・・まだまだ未熟です。
さて、明日もお稽古てす。