お囃子のお稽古初め | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

昨日はお囃子のお稽古でした。今年初♪お稽古始でした。
いやいや、昨日は寒かった・・・を通り越して凍りそうな冷たさでした。
・・・
私、着物用のコートって持っていなくて、昨日も何時も同様羽織でした。
重いものを身に付けるってあまり好きではないので、毎年、冬は羽織にショールなんですが・・・うーん・・・寒い!やっぱりコートを買おうかなぁと思ってしまいました。

昨日は夜勤明け。それも連直。
今回は事情もあって、普段以上にフラフラの連直明け。ボヤボヤという感じでお囃子のお稽古に伺ってしまいました。
まあ、夜勤明けにお稽古というのは当初から決まっていたのですが、、、
一年の最初のお稽古くらい爽やか笑顔でお稽古に臨みたかったです。
職業上、仕方がない事ですね。

さて、今年は太鼓も小鼓も『俄獅子』から始まります。
無骨な私。こういった粋な曲を打てるというのが憧れ・・・いやいや目標です。
行け行けのパワー全開の芸風なものですから、こういった風流な曲というのは表現が難しくて不得意です。聴くのは好きなんですけれどね・・・
一年の始まりとして、不得意系の曲からスタート。チャレンジ精神メラメラです。
しかし、やっぱり太鼓で躓きました。お神楽的なお囃子の手は細い撥を使ってお囃子を入れるのですが、これが実に難しい。軽やかにリズミカルに・・・。
難しいけれど、お祭好きの私。太鼓の細撥って大好き。好きこそものの・・・そうならないかなぁ。
そうそう、以前も注意されたのですが、ついつい楽しくなってきちゃうと、細撥を持つフォームが崩れてしまいます。小指がだんだん立っちゃう・・・。
ほらほら、カラオケでマイクを持つ手の小指が立つ人いるじゃないですか。あんな感じになっちゃう。キャーっ恥ずかしい(/-\)いやーん



祇園事始め(写真はMSN産経新聞から拝借しました)
写真は京都の祇園の舞妓さん・芸妓さん方、京舞の事始めの様子です。この行事は十二月中旬くらいにあるものらしいです。
床の間に鏡餅がズラッと並んでいるでしょ。あれはお弟子さんの人数だけ並んでいるんですよ。一つ一つ「○○様」と名前が記されていると思います。
うちのお稽古場も、新年最初のお稽古に伺うと、お稽古場に同じ感じに鏡餅が並んでいます。
師匠の大きな鏡餅を中心にミニのお弟子さんの鏡餅が並ぶ。
そして、鏡開きが過ぎると、自分の名前が記された鏡餅を師匠から戴きます。
この年頭のお稽古場風景が大好きです。
「今年も精進するぞ」という気分になれます。
さて、
初天神師匠から戴いた鏡餅です。
今年も頑張って芸事に精進したいと思います。