もともとは左側通行だったのですね | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

日本の風俗―起源がよくわかる本 日本の風俗―起源がよくわかる本
(2007/06)
樋口 清之

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子供の頃から「そういうもの」としつけられてきて、別段疑問に思ったこともないけれど、
けれど、こういう本ほ読むと、意外と知らないことばかりである事に気が付く。
「へえ~~~ェ」という感じ。

今は歩行者は右、車は左という認識。つまり、右側通行が常識ですが、
本当は、左側通行が常識という事を知る。
そうそう、右足が前に出ると、手は左手が前に出るというような歩行の仕方が歩き方と思っていました。けれど、それは明治以降の事で、その以前はナンバ歩行が日本人の歩き方だったことをちょっと前に知りました。その驚きと一緒です。
左側歩行の根拠として、武士が左側に刀をさしているから。すれ違いざまに刀がぶつからないようにですって。武士は自分にとって左側隅を歩いていたそうです。
刀が左側の腰に差しているので、左側からの攻撃に弱いとか。ですから、左側から攻撃されないように隅を歩くのだそうです。

世の中の乱れを感じる今日この頃。
こういった本を読んで、もう一度、日本の心を振り返るのもよいものです。
失いつつある日本の心を無くさないようにしたいものです。