お囃子のお稽古【六月一回目】 | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

今日は久々の平日お稽古です。本当のお稽古日が仕事のために伺えず、今日にずらしていただいたのでした。

小鼓は『土蜘蛛(切禿)』、太鼓は『喜撰』。
今日は上げ浚いでした。
今日は暑くてクーラーを先生が掛けてくださったのですが、やっぱり小鼓の為にはクーラーは良くないのですね。
丁度良いメリ加減だったようですが、お稽古の時はパリパリでした。はあ・・・鳴らない・・・
ついでに手が痛い・・・。

太鼓のヲロシという手は難しいです。
供奴とか、越後獅子とか・・・登場人物が花道を走り出てくるような場面で使うやつなのですが・・・
太鼓始めて何年も経つのに、ぜんぜんダメ。はあ、不得意を失くす稽古が足らないのですね。反省です。
苦手な事がだんだんしぼられて、これだけは頑張らなきゃという事がボチボチ把握できています。
しかし、それを集中的にやる大切さは良く分かっているのですが、ポイント稽古のみというのは苦しいです。
苦しくてもやらなきゃいけないのですが。

さて、次回のお稽古は
太鼓は『竹生島』。大皮の初舞台の思い出の曲です。小鼓は『八犬伝』です。
『八犬伝』・・・どんな曲か良く分かりません。
だいたい、人形劇の『新八犬伝』は子どもの頃大好きだったのですが、
そもそものお話しを良く知りません。
あっ、そういえば映画でもありましたよね。主演が薬師丸ひろ子だったような。。。
私の芸の上の母と尊敬している、ヨネヤマママコ先生が妖怪じみた役をやっていました。
いかんいかん、どうも妖怪・魑魅魍魎の世界の話のように思ってしまいますが、きっとたぶん、もっと人間臭いストーリーのように思います。久々に勉強しなくちゃ。