昨日は三越劇場に行って来ました。
女子東音会の松田全代氏主催の長唄の会。お囃子の賛助出演で師匠が出ていたので、
久しぶりに師匠の舞台を拝見したいと出かけました。
三越劇場は、本当に古い劇場ですね。きっと出来たての頃はモダンで素敵な劇場だったのでしょうね。
私的には芝居小屋というイメージがあるんですが、長唄とか小唄とか邦楽の演奏会にも使うのですね。吃驚です。
そうそう、私もこの劇場に出た事あります。ずっと昔ですけれどね。
ある元お姫様スターが霊能者として再スタート。その世界ではけっこう有名な方。その方の神降ろしの儀式のような会があって、プロダクションの方に巫女さん募集という感じでオファーがあったのですね。同期の写真を見て数人の研究生が抜擢。「霊感のある子」という事で、その主催の方がじきじきに写真で霊感オーディション。で、、、何故か抜擢され中の一人が私でした。
しかし、三越劇場で交霊祭とはすごいです。さすが、元お姫様スター!そして、巫女さんを役者の卵にオファーするとは・・・またまた面白い。と今になって思います。
本番当日。巫女さんの舞いを行い、霊能者の方が神様と交信。霊能者の方に神様が降りた途端に、何か得たいの知れないものが私の中に・・・。舞台上の事。冷静を装っていますがかなりパニック。
そして、霊能者の方に降りた神様がお帰りになったら、私の中の得たいの知れないものも帰って行ったのですね。
超吃驚。あとで話したら「やっぱりね。そういう子を選んだの」ですって・・・。
どうも、私の中にも何かが降りていたようです。
三越というとこの奇妙な経験が、いつも蘇ります。
その上、昨日の師匠の楽屋・・・。あの時の私の楽屋です。
なんか、お囃子さんが大勢いたせいかすごっく狭く感じます。
こんなに狭かったのかな???私がデブになったせいでしょうかね???・・・ゲッどんだけデブになったのでしょう。
そうそう、狭いといえば・・・あの劇場自体も小さいですね。
以前、文学座の芝居をこの劇場で鑑賞。樋口一葉の作品で今は亡き杉村春子先生と大地喜和子氏が出演。
お二人とも身体がそんなに大きい役者さんではないのですが、超狭いという感じでした。
なんか紙芝居みたいだなぁ・・・。そう感じちゃいました。
さて、主人公は素人のお弟子さんクラスの方々。普段の稽古の成果を100%出されている方もいらっしゃれば、緊張で思うようにいかない方もいらっしゃいました。こういう会は出る事に意義があるのでご愛嬌ですね。
そして、そういった中でいかに主人公の方を盛り上げるか・・・。
そういったお囃子術の勉強をさせて頂きました。いやいや、難しい・・・
素人の私がその域に達するのはいつの事でしょうね。
昨日は、千疋屋でソフトクリームを食べたいと計画していたのてすが、寒かったのでパス。ロールケーキを食べてきました。今度、三越にいった時は、お隣の三井ビルに行って、絶対に千疋屋のソフトを食べるぞ♪