昨日は九月二回目のお稽古でした。
伺ったのがちょっと速かったので、S君とS君のおばあ様お二人がまだいらっしゃいました。
S君のお囃子キャリアは長いですよ。私が師匠に入門した翌月に彼が入門ですから^^
だいたい同期の同門という事です。その頃、彼はまだオムツをしていました。
もう四年生とか五年生なのかな???
そろそろ、お受験の準備とか。「これから一生遊んでいられないなんて可哀想」とS君のおばあ様が仰っていました。確かに、中学受験が終われば高校受験、そして大学受験。受験のないエスカレーターの学校でもきちっと勉強しないと希望の大学の学部に入れないしね・・・。でやっと学生が終わっても、社会人として・・・。一生遊べない。確かにです。のびのびと駆け回る時代って、本当に短いものですね。
今日は小鼓のコバちゃんの調子を師匠に見ていただきました。やっぱり裏バリが重いようです。
少しずつ削れ・・・と指導いただきましたが(汗)
怖いなぁ・・・。
退院して以来、コバちゃんの裏と表の皮の相性が今ひとつに変化。
仲良し夫婦だったのですが、今はちょっと家庭崩壊の危機状態。
調子を付けて、試行錯誤してバランス調整。離婚に至らないように大変です。
お稽古は小鼓『廓丹前』
片車切りの流しのようなところで重くなるので気をつけよう。
今回はワキなので、ワキの打ち方を勉強。とにかくタテに追従です。
太鼓は『新曲浦島』
最後のワザワイのところがすごい事に。ワザワイが終わると「すさまじい」と唄が出るんですが、
本当に凄まじいです。
とにかく三味線を見失ったら、あれあれと頑張らずに自分の音を小さくして周りを聞きなさいだそうです。
さて、お稽古が終わって新宿若松町に
来月の我が病院のボランティア演奏会の初顔合わせ+合わせ稽古です。
三味線チームはプロの方なので、もう口で打ち合わせてバッチリ。プロというのは本当にすごいです。
お囃子チームは、大皮の応援の方がプロなだけで素人。頑張るぞという意気込みとは裏腹に大丈夫かなという思いが・・・。でも、そんな心配なんのそのでした。
あとは一ヶ月。荒削りの素人臭さを削っていくだけです。協力者の皆様頑張りましょう。
来週から舞踊が入ります。もっと大変になります。頑張りましょうね。