本日はお稽古で久々に着物を着ました。
本当に、着物に着替えるだけで一汗をかいてしまいます。
本日の着物は、木綿とポリの混合浴衣・・・着物浴衣で出かけました。
こういう汗のかく時節は、やはり汗になっても洗濯しやすいものがお稽古着としてはいいですよね。
木綿100%の着物は汗になるとすぐにテラテラになってしまうので、私は好きではないのですが、着物浴衣はそれがないので便利です。
さて、本日から小鼓は「英執着獅子」、太鼓は「賤機帯」に入りました。
最近は曲想を考えた注意を良く受けるようになりました。
ただ打つという事はけっこうある程度練習すれば出来ちゃうものですが、曲想をとなると大変難しいです。
「賤機帯」は序の舞という手組みで始まりますが、これは美しいとか柔らかいとかそういったイメージのものです。
“ツクツク”とキザミという手を打つのでも、やはり「これは序の舞のキザミ」という意識が必要なようです。
お囃子をするにあたって、やはりその曲を良く解釈するのが大切なのですね。
その背景とか気持ちとか、そういった事をちゃんと理解していないと、打てないものなんだなぁとつくづく思いました。