もちろん、耳では暇さえあればお勉強していますが、やっぱり「練習」という心構えを持って練習しないと集中力が違います。
それに頭で音楽をするわけではないので、実際に楽器を持たないと・・・。
バレエの世界ではありませんが一日練習を怠る事でそれを取り戻すのは何日も掛かるといいます。二日なんて。。。二桁の日数が掛かってしまう。。。
まさか。。。
いえいえ、本当です。
やっぱり、本日練習をしていても。。。なんか下手になったなぁという感じがします。
いえいえ、もともと下手なんですけれど、それ以上に下手になった感じがします。
小鼓を打つ手の切れというか。。。なんか引っ掛かりを感じます。
うーん。。。二日も・・・反省です。
時間を作ろうと思えば作れるのに、それを怠った自分の責任です。
こんなんじゃダメですね。
本日は反省の一日でした。
明後日がお稽古だというのに。。。
9世望月太左衛門という方の言葉です。
「自慢は絶対に禁物であります。当世の人には、兎角、芸が少しでもできるようになりますと、慢心したがる傾があるように見受けますが、人の芸を謗ったり、我が芸に慢心するような事では仕方がありません。何処までも、我が芸を悪く思い、曲のないように注意し、あくまでも卑下する心がけが、この道には最も大切な事であります」
本当にそうですね。
ちょっと出来るとと出来ちゃっている感じがして傲慢になってしまう。
「二日くらい平気よ!」
なんて思う自分は本当に慢心な気持ちからの何ものでもありません。・・・実際は「平気よ」なんて思ってはいませんでしたけれど、けれど、時間を作らなかったという事は慢心な心がどこかにあったからです。
本当に反省です。
反省する度にこの言葉を思い返しています。
芸事はエンドレス。
終わり無き旅です。
慢心な気持ちを持ったとたんに、この旅は旅の途中にして終了してしまいます。
私は、大変自分を甘やかしてしまうタイプです。
それだけに意識して厳しく自分自身に喝をいれていかなければ。。。
それにしても、この9世望月太左衛門という方のこの言葉はどの世界にも通ずる良い言葉ですね。
私の好きな言葉の一つです。

↑
ブログランキングに登録中
あなたの清き一票を宜しくお願いいたします。