私には、劇団があります。私が27歳の時に、ひとりで旗揚げしました。
はじめての公演を終えたあと、私は「一緒に劇団をやってほしい」と2人の女性に懇願し、それからは3人で運営してきました。(俳優は公演ごとに募るユニットスタイル)
それ以降約10年間、私はこの先輩女優2人に支えられながら、劇団を創作の場として、劇作・演出作品を発表してきました。
思えば、私は、この北九州で演劇に出会ったのでした。
演劇がしたくて、ここで働き、ここに住んだ17年間でした。
その年月を振り返り、
引っ越しを機に、今回、私はふたりへメッセージを送らせていただきました。
下記は、実際に送った文章ですが、多くの皆様にも読んでいただけますよう、編集を加えて掲載します。
この街で、演劇を通じ、私を支えてくださっている皆様にも届きますように。
* * *
Nさん、Yさんへ
お久しぶりです。8月30日に兵庫に引っ越すこととなったため、そのことを伝えたくてメッセージしました。以下、長文になりますが、お時間のある時にお読みください。返信は不要です。
まずは、最近、私自身が感じていることです。
私が、なぜ演劇をはじめたのかをあらためて振り返ると…
私には、人生をかけて、人に伝えたいことがあったことに気が付きました。
それは、人は愛の存在であること。
お互いの愛を感じるために生まれてきたこと。
愛を感じられる関わりの中で生きる、それが本来的な人の人生であること。
どれほどの醜い感情をもった人だったとしてもです。
「愛」という言葉は、私にとって最高に気恥ずかしいものですが、シンプルに伝えるためにあえてこの言葉を使います。
愛を広く人に伝えたくて、私は20歳から演劇の中で模索を続けてきました。
もちろん、そんなことに昔から気が付いていたわけではありません。
お二人もご存じのとおり、試行錯誤、ときに七転八倒しながら、私は台本を書き続けていましたから。自分が何を伝えたいのかは、ずっと、わかっていませんでした。
しかし、私にとって、お二人の存在はとても大きく、ミーティングを重ねながら、楽しく模索して作品作りをさせてもらっていました。お二人の支えがあったからこそです。
約4年前、私はバトンという場に初めて出会い、私はそこで、愛というものに、その人らしいカタチがあることを知りました。また、そのカタチが人の数だけ存在することを知りました。そこから、私は、それを人の中に探求したくなりました。
(本来的には形として表に現れるものではありませんが、ここではカタチという言葉を使います)
しかし、私自身がそれを伝えようにも、その時の私はあくまで「知った」だけで…私自身は愛というものを全く感じられていませんでした。ですから2年半前、私は市役所を辞めて、それを感じ切るためにバトンに参加し続けることにしました。
それから月日を経て、今、ようやく私は自分の目で、人の心の中にそれを観ることができるようになってきました。毎日書き続けているブログも、今ではそのことを伝えるための良いツールとなってくれていますし、これからは直接的に人に関わり、それを伝え、感じてもらいたい。そのような想いから今回、兵庫のバトンの拠点「天弓の雫」に引っ越すことを決めました。
演劇は、私自身の伝えたいことを模索するため、私にとってなくてはならないものでした。ただ、これからの私は、人生を舞台として、私らしい愛のカタチを表現していきたい。人生で、広く愛を伝えていきたい。演劇を辞めるわけではありませんが、人生を舞台にするということの可能性を探りたいと考えています。
このような自分の考えを言葉にするのに、ずいぶんと時間がかかってしまいました。
お二人にきちんと伝えられていなかったため、今回、引っ越しをタイミングにメッセージさせてもらいました。
また、浅はかながら、お二人のことも考えたので、以下のこともメッセージさせてください。
必要な時はいつでも『(劇団名)』という名前を使ってください。今も、自由に使っていただいていると思います。私も、劇作家として作品参加する場合に使います。
『(劇団名)』は、演劇を前提とした表現集団です。
しかし、私たち3人はいつでも、演劇という枠にとらわれず、家族との関わりや仕事を通じた関わりの中にも、自分らしさを表現してきました。これまでも、私たちは「日常」という言葉を頻繁に用いて会話し、議論してきました。私たち同士も、お互いの日常を大切にしてきたのは、そういうことの表れだったと思います。そのことは、これからも変わらないと思います。
Nさんが、Yさんが、今日も明日も明後日も、これから先も、あなたたちらしい、それぞれの人生を生きていくことを私は感じています。演劇活動も然りですが、日常での関わりをこれからもずっと大切にしてください。応援しています。
私も、二人が応援してくれていることを勝手に感じています(笑)
兵庫は、永住ではないと思います。
おそらく数年後には福岡に帰ってくるでしょう。
しかし、どこに住むということでなくても、ちょくちょく福岡には帰ってきます。
実家もありますから。また、タイミングがあえば、ぜひ一緒にお茶しましょう。
近況報告をかねて。
今後とも、よろしくお願いします。
鵜飼秋子
「明日のマコ」より
「月に吠える」より
「スカーレット悲島」より
「宵の唇」より
女性の眼と句で綴る演劇「花、盛ル。」より
女性の眼と句で綴る演劇「花、盛ル。」より
女性の眼と句で綴る演劇「風、騒グ。」より
女性の眼と句で綴る演劇「風、騒グ。」より
そら:山本博さんが主催する「本質的な叡智のバトン」については、そらさんのメールアドレスまで。
そらさんのアドレス: healing.sora@gmail.com
《そらに》人生のグランドデザイン
https://ameblo.jp/sora-ni/
私の活動について《本質的な叡智のバトンについて》
https://ameblo.jp/sora-ni/entry-12372375405.html
《「本質的な叡智のバトン」にはじめてご参加される方のために》
①「本質的な叡智のバトン」:はじめて参加するまでのこと
https://ameblo.jp/fuwarikotonoha/entry-12601278716.html
②「本質的な叡智のバトン」:グループセッションに臨むために
https://ameblo.jp/fuwarikotonoha/entry-12601517384.html
③「本質的な叡智のバトン」:本質的な人生へのアプローチ
https://ameblo.jp/fuwarikotonoha/entry-12601742474.html
④「本質的な叡智のバトン」:本当の人生に関わる場
https://ameblo.jp/fuwarikotonoha/entry-12606756047.html
《「本質的な叡智のバトン」スケジュール》
お問い合わせは、こちらまでどうぞ。
akoron.white@gmail.com










