一緒にいるだけで…
その感覚を、思い出したい。
たとえば、
全校生徒が体育館に移動するタイミングで。
一瞬だけでも
あの人の横顔が、みられること。
たとえば、
斜め後ろに座ることになって。
授業中
あの人が、視界に入っていること。
顔をみられるだけでいい。
近くにいられるだけでいい。
目があえば、それ以上に嬉しいことはなくて。
言葉を交わせれば、それだけでもう幸せ。
同じ場所で、同じ空気を吸って。
それだけで
嫌なことなんて全部吹き飛んじゃう。
なぜ、一緒にいるのが当たり前になった途端、その感覚は失われてしまうのだろう。
とうぜん一緒にいるものだ。
一緒にいない方がおかしい。
一緒にいるからには、あれをしてもらわないと。
一緒にいるからには、これをしないでもらわないと。
一緒にいるのが当たり前になった途端、否定がはじまってしまったでしょう？
同じ場所で、同じ空気を吸って。
それだけで、幸せなはずだったのに。
たぶん、誰もが
思い出したいはずなのです。
なにをしても、しなくてもいい。
一緒にいるだけで、幸せな
その感覚を。
私は、ここに
その感覚があることを思い出しました。
ここに
それ以上の感覚があることを見つけました。
心に
いるだけで、幸せな
その感覚を。
なにを、していてもいい。
なにを、していなくてもいい。
どこに、いてもいい。
ひとつの大きな人生に、一緒にいる幸せを。
人生として
同じ心を目指しているのなら
それだけで
幸せです。
晩ご飯は、佐渡島のお刺身、牡蠣グラタンなど。
そら：山本博さんが主催する「本質的な叡智のバトン」については、そらさんのメールアドレスまで。
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