初採卵⑤
主人は採精を済ませていた。
卵とれたってことだな、
ひとまず安心する。
内診を経て先生のお話。
結果、
「卵子は7個取れて、使えるのは2個です」
とのこと。
私の直近のAMHは2.5くらいなのですが、そこからしたら「そんなもん」なんだそうです。
「内膜が薄いので今週期は移植なしで来週期ですな」
とのことで、とりあえず次周期のD3に来院することになった。
まあ、もともと甲状腺刺激ホルモン値が高く、基準値にならないと移植できないと言われてたので、そこは予定どおり。
培養士さんから詳しい話を聞いたところ、7個中の内訳は
M2期(成熟卵) 2個
M1期(その一歩手前) 1個
GV期(未成熟) 4個
だと言う。
いずれも培養して、成熟卵になれば下の5個も顕微授精でやってみる、とのことでした。
ちなみにうちは主人の精子の状態がよろしくなく、
運動率がアベレージ20%台でかつ精子の質も悪くて
「男性不妊」とバッサリ言われてのですが、
今回は量、濃度、運動率とも改善されていたそうです。
毎日がんばった甲斐があったと二人で喜び合いました。
初採卵④
そんなこんなの格闘の末、採卵が終わりベッドに通される。
まあまあ普通に歩けるけど、卵巣の鈍痛は結構残ってる。
横になり、点滴を打たれ安静にする。
何の点滴か聞く頭が回らなかった。
卵はどのくらい取れたんだろ。
主人はどうしてるかな。
取れてなければ採精もないよな…
なんていろいろ考えながら、とりあえず主人に「終わったよ」とメール。
仰向けに寝ながらの片手打ちはやりづらい。
ゆっくりしてると徐々に痛みは治まっていった。
多分、そのための点滴だったのだろう。
気付いたら眠りに落ちてて、看護士さんの声がけで起きた。
止血ガーゼを取り、血尿や大量出血がないか確認して、
支度をして待合室に戻った。
初採卵③
手術室は意外にも薄暗く、
ガイドラインに沿って手術台に進む。
看護士さんが手を重ねてくれて、少し痛みにへの不安が薄らいだ。
まず麻酔。
前知識で、ここのクリニックは無麻酔で採卵すると聞いてたので、意外だった。
チクっとしたけど普通の注射より鈍い痛みに感じた。
で、早速採卵針をぶっ刺される。
麻酔のおかげか、そこまで痛くない…
と思いきや、
なかなか卵胞に届かないようで、ゴンゴンされる。
針の鋭利な痛みより、卵巣を突かれる物理的な痛みがちょっとツライ…
「力抜いて下さい」と言われ、がんばってみるものの、
抜くともろに衝撃がくる…
目を閉じると「モニター見てて下さい」と諭され。
「いや、でも赤ちゃんのためだから!」
となんとか指示どおり体の力を抜き、目を開く。
そんな矢先、先生が独り言のように
「あれ、全然少ないないなぁ」
とつぶやく。
…卵胞がないってこと?
内心一気に焦る。
確かにモニターにはそれらしきのが見えない。ってかモニターが見づらい(今更だけど)
採卵のゴンゴン痛がツライとか言ってる場合じゃない。
ここまで来て卵とれないとかいうほうが遥かにツライ。
必死で痛みを受けに行った。