自分の人生を大きく変容させてくれるのも冲と思っています。
しかし、冲の影響は少なくありません。
精神的、肉体的に負の側面も否定はできません。
ですから、紫微斗数の命盤で、我宮を冲するのはいかなる宮かを知っておくのは大切ではと思います。
ある意味、心構えやその宮の象意の人との接し方に気を付けることになるからです。
さて、冲とまったく反対の自分に恩恵や幸福感をもたらすプラス作用があるのをご存知ですか?
それは、たとえば夫妻宮から飛ばした化禄のAが遷移宮に入り、命宮をそのAが照らす。
これを専門用語でAの冲照といったりしていますが、この場合は配偶者が自分にとって吉祥をもたらすというハッピーな象意です。
これも事前に知っておくといいですね。
私事で恐縮ですが、わたくしの命盤は子女宮から飛ばしたAが遷移宮に入り、命宮を冲照しています。
子女宮は生徒様やお弟子様もみます。
これだけでも、ある意味、教える仕事、教育関係の仕事はOK。
欽天四化紫微斗数は適職をみるのはとても優れていると思います。
但し、厳しいことを申し上げますが、その場合、遷移宮に自化があると駄目です。
とくに遷移宮に自化Bや自化Dがあると、逆にAが入ってもよくない作用を命宮の我宮に及ぼすこともあり注意が必要となります。
【余談】
ゴールデンウイークが終りました。
お勤めの方や学生様で長い休暇をとられた方は、どうぞ気を引き締めてお仕事や学業に頑張ってください。
自営のわたくしはこの連休期間中もずーっと仕事。
きょうは、少し骨休めをしようかと思っているところです。
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主宰 田中宏明
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