とくに夫妻宮と官禄宮は主に結婚や仕事をみる宮で、命盤12宮のなかでも重要な宮からか、ご質問が多いです。
しかし、夫官線は単にそれだけをみる宮ではありませんのでご注意ください。
つぎの2つの事例(2つ目の事例は私のものです)を参考にしてください。
まず、ひとつ目。
実はこの例題の人は女命でまだ30歳前後の方。
綺麗な方でご実家は事業をされ、相当な財産をお持ちだったようです。
お仕事はできる方ですが、官禄宮がB-Bで破れていますので一生変化変動激しく、意外、訴訟裁判、手術に注意。
婚姻も、もし結婚されても離婚の憂いがきわめて高い人で、慎重さが大切です。
そのB-Bの破格の原因は、平衡理論でCのある宮からCを飛ばすとわかってきますので、まだお若い方なので対策も立てることが可能(これは重要!)です。
さて、つぎはわたくしの命盤です。
わたくしの実家が営む家業は倉庫業です。
不動産業的でもあります。
廉貞Dが田宅宮にあり、よく表れています。
廉貞は祖産(祖父や父の財産)をみます。
天機Bの星はわたくし自身の星で文昌Cは弟の星とみますが、同時にふたつともわたくしとみてもよく、わたくしはまったく何も得られない? とはみません。
しかし、わたくしは早々に家業の経営を辞めて占いの仕事をし、弟が会社を継ぎましたのでこの説明した象意通りであることも確かです。
それは、天機Bが自化CでBの経営者からCの教える仕事に変わる。
文昌Cは自化がなく不動で、その象意をみることができます。
弟もCなので、教える仕事が好きなようです。
以前は、MBAを取得して某私立大学の非常勤講師をしていたときもありました。
向心力や離心力は、意志意向、動機までもみることができます。
欽天四化紫微斗数は人間の心理まで読み取ることができる命術です。
【余談ですが大切な話】
熟年離婚という言葉を耳にするようになって、わたくしもシニア世代の離婚の相談を何度か受けたことがあります。皆、女性の方からです。
離婚したい理由はさまざまですが、問題は離婚したあとの生活設計まできちんと考えておられる方が少ないということです。
お子様がおられたら、いざとなったら子供が助けてくれる・・・、と思っておられる方もいますが、その考えは甘いと申し上げています。
お子様はまだ若いので、結婚して子供があれば自分たちの生活で手一杯。
また独身のお子様がおられても、昔なら実の親の面倒を子供がみるという考えは当然でも、いまはそれが当たり前ではなくなっています。
いずれにしても熟年離婚は夫婦どちらにとっても経済的には不利です。
そして、いまは90歳以上長生きする方が当たり前の長寿社会。
熟年離婚を思案中の方は、100歳まで生活していけるような生活設計を立てて離婚を決意されるべきかと思います。
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