官禄宮B-Bを出生図でみたら、1ハウスの蠍座がステリウム | 欽天四化紫微斗数と陳老師の八字と進化占星学

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台湾の易学の大家である陳永瑜老師直伝の欽天四化派の紫微斗数と八字(四柱推命)、
そして今世の魂の進化の課題をみる進化占星学(西洋占星術の一つの流派)について
お伝えします。
占風鐸・オンラインスクール
主宰 田中宏明

前回のブログの「夫官線の向心力 2つの事例」で、最初にあげた官禄宮が巨門B-Bの女性の出生図をつぎに掲げます。





この出生図で、官禄宮B-Bの象意が出生図でどのように出ているかをみているとき、たまたま西洋占星術の上原先生のブログを拝見。(下にリブログさせていただきました)

「ステリウム」という西洋占星術の専門用語をはじめて知りました。

このご説明で、上の官禄宮B-Bの女性の1ハウス・蠍座にある太陽は度数は離れているものの、同じハウスとサインにあるので太陽は火星、水星、冥王星とコンジャンクションしているともいえるということです。

この方のACは蠍座、MCは獅子座。

そのどちらの支配星も1ハウスにあります。

かつ、蠍座の副支配星の火星もある。

1ハウスはそもそも「自分は何者?」という自己表現をみるところ。

そこが破壊と再生の蠍座でありその支配星の冥王星、副支配星の火星もあり、MCの太陽がある。

「なるほど!」

「これが官禄宮B-Bの象意か・・・」


やはり、冥王星が絡んでいるとは思ってはいたものの、このように激烈とは思ってはいなかったです。

来因宮が破格のなかでも、とくにB-BやD-Dは辛苦であるということですが、出生図でみてもより実感としてつかめました。


もうひとつ、この出生図で特長的なのは、そのステリウムになっている4天体が4ハウスの土星とスクエア。

官禄宮は父母の田宅宮で、父の家庭や不動産をみてもいい宮。

かつ巨門Bは土地でもあります。

土星はカルマの星でもあり、お父様の土地や家業(お父様は事業家)に前世からの業があるようにも思います。


欽天四化紫微斗数、八字、進化占星学の3命術で、さらに詳しい解説を占い師育成サロンで行いたいと思います。



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台湾の東洋命術の大家である陳永瑜老師直伝の欽天四化紫微斗数と八字、それに進化占星学を加味した3命術の勉強は、わたくしのみならず真摯な運命学愛好家の魂に響くと思っています。




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