この出生図で、官禄宮B-Bの象意が出生図でどのように出ているかをみているとき、たまたま西洋占星術の上原先生のブログを拝見。(下にリブログさせていただきました)
「ステリウム」という西洋占星術の専門用語をはじめて知りました。
このご説明で、上の官禄宮B-Bの女性の1ハウス・蠍座にある太陽は度数は離れているものの、同じハウスとサインにあるので太陽は火星、水星、冥王星とコンジャンクションしているともいえるということです。
この方のACは蠍座、MCは獅子座。
そのどちらの支配星も1ハウスにあります。
かつ、蠍座の副支配星の火星もある。
1ハウスはそもそも「自分は何者?」という自己表現をみるところ。
そこが破壊と再生の蠍座でありその支配星の冥王星、副支配星の火星もあり、MCの太陽がある。
「なるほど!」
「これが官禄宮B-Bの象意か・・・」
やはり、冥王星が絡んでいるとは思ってはいたものの、このように激烈とは思ってはいなかったです。
来因宮が破格のなかでも、とくにB-BやD-Dは辛苦であるということですが、出生図でみてもより実感としてつかめました。
もうひとつ、この出生図で特長的なのは、そのステリウムになっている4天体が4ハウスの土星とスクエア。
官禄宮は父母の田宅宮で、父の家庭や不動産をみてもいい宮。
かつ巨門Bは土地でもあります。
土星はカルマの星でもあり、お父様の土地や家業(お父様は事業家)に前世からの業があるようにも思います。
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