同類相冲は大変よくない象意だが・・・ | 欽天四化紫微斗数と陳老師の八字と進化占星学

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台湾の易学の大家である陳永瑜老師直伝の欽天四化派の紫微斗数と八字(四柱推命)、
そして今世の魂の進化の課題をみる進化占星学(西洋占星術の一つの流派)について
お伝えします。
占風鐸・オンラインスクール
主宰 田中宏明



欽天四化派の紫微斗数の講師、占い師として活躍されている宮立命先生の先日書かれたブログを拝見しました↓

「今だから話せること (50歳代の奈落の時期)⇒ 同類相冲とは?」

ここで書いておられるように、宮先生は、失礼ながら艱難辛苦の人生を通って来られたようです。

ふつうの人では体験できないような人生を歩んで来られたので、現在はそれらが貴重な財産ともなり、鑑定師、占い師として大いに活躍されています。

さて、わたくしも宮先生がおっしゃっている同類相冲は鑑定においてみるようにしています。

宮先生が言われているようによくない出来事が起こった(過去の象意を振り返って)方が多いように思います。

しかし、皆が皆、この10年で大変な事が起こるとは言えないということもご承知ください。

たとえば、過去にわたくしが鑑定した男性の方の事例です。

たしか40代の方だったと思います。

それまで厚生年金の仕事は社会保険庁が所管でしたが、2010年に特殊法人である日本年金機構が新設されそちらに業務が移管されました。

この鑑定に来られた男性は、その10年は大官冲本官の同類相冲となり、一般的には失職、倒産の大運です。

しかし、その方は、社会保険庁の公務員を辞めた形ではあったものの、同じ身分処遇で年金機構に入られました。(転職のような形)

同類相冲の凶意はほぼでなかったと言えます。

また、わたくし自身の体験でも、大命冲本命の同類相冲を10代と30代の大運で2回も経験しています。

どちらの大運も、いま、振り返ってそんなに記憶に鮮明に残るような重大なことは起こりませんでした。

30代のときのそれは、本命が大子で子供のことでいろいろと苦労したことはありましたが、しかしそれは多くの家庭の親御様が経験されていることと大差はないと思います。

では、なぜ、大事件のようなことが起こらなかったのか?

ここでは申しませんが、やはり命盤全体を子細にみていかなければなりません。

ちょっと欽天四化の勉強をされ、同類相冲が出ていたら非常に気にされたり心配されたりする方もおられるかと思います。

そのような方は、できるだけ宮先生のような信頼できる鑑定士、占い師の先生にみてもらってください。

そして、適切なアドバイスをいただいて大難が中難、中難が小難あるいは無難になるような努力をしていただきたいと願っています。

またなかには、ほとんど凶意はでない方もおられますので、そのような方は神明のご加護に感謝していただければ幸いです。

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田中宏明


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田中宏明
占い教室・占風鐸 代表

2013年5月にはじめて台湾台中市の陳永瑜老師(写真左)に機縁を得る。
以後、訪台25回(2019年現在)を重ね、定期的に飛星派並びに欽天四化派の紫微斗数や八字の伝授を受ける。
未だかつて知られていなかった欽天四化派の紫微斗数をこの日本に広めることを決意し、目下、神戸を拠点に活動中。