個人レッスンの予習資料としてご活用ください | 欽天四化紫微斗数と陳老師の八字と進化占星学

欽天四化紫微斗数と陳老師の八字と進化占星学

台湾の易学の大家である陳永瑜老師直伝の欽天四化派の紫微斗数と八字(四柱推命)、
そして今世の魂の進化の課題をみる進化占星学(西洋占星術の一つの流派)について
お伝えします。
占風鐸・オンラインスクール
主宰 田中宏明

●個人レッスンの予習資料としてご活用ください

最近、有り難いことに、二日間の紫微斗数の個人レッスンを希望される方が増えています。

二日間の延べ12時間のレッスンで、飛星派の流年看法を中心に、欽天四化の初歩の内容もお伝えしています。

わたくしが申すのもなんですが、かなり密度の濃い内容です。

講義をできるだけ円滑に進めるために、事前に予備知識として学んでいただきたいことを以下に記します。

重要なことばかりですので、これからレッスンを受けられる方は、できるだけ予習していただきたいと願っています。


まず、五行(木火土金水)の相生相剋です。




相生の関係は、五行の隣同士の関係です。
木生火、火生土、土生金、金生水、水生木

相剋の関係は、五行のひとつおきの関係です。
木剋土、火剋金、土剋水、金剋木、水剋火

意味は、とくに説明するまでもないことと思います。

飛星派の宮の状態は、宮の支の五行と星の五行の相生相剋で決定されます。

つぎに重要なのは、十干、十二支の五行です。






これも、別段、ご説明には及ばないと思います。

以上の五行の相生相剋、十干、十二支の五行は、四柱推命や飛星派紫微斗数の必須知識ですので、ご存知でない方は、完全に受講までに暗記しておいてください。

つぎに、やや難しくなりますが、紫微斗数の原始宮です。

原始宮というのは、分かりやすく言えば、星の故郷、出身地のことです。

これは、飛星派、欽天四化紫微斗数でとても重要な概念なので、できるだけ覚えておいてください。




何を覚えておいてほしいかと言いますと、つぎの宮と星の配置です。星の呼び方もご注意ください。

 1命宮・・・紫微(しび)、天府(てんぷ)
 2兄弟宮・・・天機(てんき)
 3夫妻宮・・・破軍(はぐん)
 4子女宮・・・太陽(たいよう)
 5財帛宮・・・武曲(ぶごく)
 6疾厄宮・・・天同(てんどう)
 7遷移宮・・・七殺(しちさつ)
 8奴僕宮・・・天梁(てんりょう)
 9官禄宮・・・廉貞(れんてい)、天相(てんそう)
 10田宅宮・・・巨門(こもん)
 11福徳宮・・・貪狼(どんろう)
 12父母宮・・・太陰(たいいん)


できれば、数字と宮の関係(1は命宮、2は兄弟宮、3は夫妻宮というように)も覚えていただければと思います。

そして、その順番ですが、

1命宮→2兄弟宮→3夫妻宮→4子女宮→5財帛宮→6疾厄宮→7遷移宮→8奴僕宮→9官禄宮→10田宅宮→11福徳宮→12父母宮

この順番も、とても大事なので覚えていただきたいことのひとつです。

さらに、「破軍の原始宮は夫妻宮」ということと、「武曲の原始宮は財帛宮」ということは、とても大きな意味がありますので、これにご注意ください。

婚姻の吉凶に、破軍や武曲は少なくない影響を及ぼします。


最後に、河図です。

これは、紫微斗数のみならず、四柱推命など東洋占術の必須知識です。

日本では、ほとんど見かけないですが、台湾では紫微斗数や四柱推命を習う者は、当然知っておくべきことととして最初に教えておられます。




 一六共宗、属水
 二七同道 属火
 三八為朋 属木
 四九作友 属金
 五十同途 属土



これはかなり難しい概念ですが、何を覚えていただきたいかと言いますと、

 1命宮、6疾厄宮
 2兄弟宮、7遷移宮
 3夫妻宮、8奴僕宮
 4子女宮、9官禄宮
 5財帛宮、10田宅宮


というそれぞれの関係は、とりあえず裏表のような不離不即の関係であると覚えてください。

そして、4つの生年四化の中でも、生年権Bは「天」、生年忌は「地」であり、天地定位といい、BDは絶対的存在として欽天四化では最重要視しています。


以上、このくらいのことを予習していただければと思います。


きょうもお読みいただき、有り難うございました。

芦屋占い処・占風鐸 代表 田中宏明


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