ある方より、つぎのようなご質問をいただきました。
『主人の財帛宮の廉貞に生年化禄と自化忌がつきます(A-D=0)。この場合、離婚が高確率となると先生(風州のこと)のblogにありました。現実にそのようになる原因はたくさんあり何度も離婚を考えましたが、子供や金銭的な事等、踏み切れず行動はとっておりません。このような人の対策方法はあるのでしょうか?』
さて、・・・、結論から申し上げますと、すでに既婚の方はかなり難しいというのが実際のところです。
未婚で、これから伴侶を探すというなら、まだ離婚に至らないような対策を立てることは可能だと思います。
しかし、厳しい物言いになって恐縮ですが、この方のケースのようにご主人様の財帛宮にA-Dの離婚の象意があれば、まず失礼ながら、この方(妻)にも同様の象意が命盤に出ていると思われます。
夫婦は一心同体、同じ因縁同士です。
ですから、夫婦で自身の因縁を自覚し、共に力を合わせて因縁解消のための努力をするなら、道は開けることもあるかと思いますが、現実的には、ご主人様はそのようなことに耳を貸さないことが圧倒的に多いです。
夫婦のどちらか一方のみが、対策を立ててもなかなか改善しないというのが現実です。
仕事や健康に関しては、自分だけの努力でよき方向に向かわせることも可能ですが、夫婦の縁や親、子供、兄弟等、六親との関係は、常に自分と相手がいるわけですから、改善していくのは難しいという理屈はご理解いただけると思います。
とくに、欽天四化紫微斗数で、夫妻宮や財帛宮がA-DやB-Cとなっている方は、前世よりの決まり事とも言えますので、それをそうならないようにするのは並大抵のことではありません。
因縁自覚をして、相当な思い切った覚悟をし、因縁解消のための努力を惜しみなく続ければ、道は開ける?かも知れません。
ケガをしたり病気になれば、お医者様のところで治療をしていただくのと同じように、わたくしは良くない因縁を取り除いてもらうには、この世拵え人間を創造された神様にしかできないように思います。
わたくしは、因縁解消や好転と信仰は車の両輪のようなものだと思います。
本ブログの左サイトに紹介しています、神理の書物「ふしぎな記録」や「ソロンの予言書」を、是非、お読みいただきたいと思います。
数々の因縁話とともに、どうしてそのような因縁を背負うことになったのか、またその解消法も少なからず載っています。
よき方向に行かれることを念じています。
合掌
田中風州
【ご質問について】
紫微斗数命盤や四柱推命の命式で、個人的なご質問をいただくことがありますが、恐縮ですがいまは多忙のため、ご返答できませんのでご了解のほどお願い致します。
紫微斗数命盤や四柱推命の命式で、個人的なご質問をいただくことがありますが、恐縮ですがいまは多忙のため、ご返答できませんのでご了解のほどお願い致します。
芦屋占い処・占風鐸