一昨日、注目すべき最高裁の判決がありました。
このニュースを見られて、みなさまはどのように思われたでしょうか?
わたくしは、ほんとうに子供の将来を考えるなら、訴訟裁判までするのは避けるべきであったと思います。
ひと昔前なら、このようなことは隠して決して公にはしなかったように思います。
それがこのような裁判が立て続けに三件もあり、最高裁まで争うとは、日本人の恥を知る美徳はどこへ行ってしまったのでしょう・・・。とても嘆かわしいことです。
原告、被告どちらが勝っても、哀れな元夫婦に違いありません。
・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、このニュースを見て、想い出されるのは、いまから8年ほど前のことです。
婚姻中のある女性(S子様とします)が、夫以外の男性との間にできた子供を夫の実子として隠して育てていいものか?・・・
という鑑定のご相談でした。
お伺いしたときは驚きを禁じ得ませんでした。というのは、とてもそのような不貞をはたらかれるような女性に見えなかったからです。
どちらかというと古風な日本的美人で、印象も堅い感じのとても真面目そうな方でした。
失礼ながら、このときこそ人は見かけによらないな・・・ということを痛感しました。
当時は、まだ飛星派や欽天四化派の紫微斗数は知らなかったので、分からなかったのですが、いまはこのS子様の命盤をみて、異性関係にかなり要注意というのは読み取れます。
そして、大事な今後のことですが、それはこのS子様の福徳宮と官禄宮に如実に表れていました。
福徳宮の自化忌は生年化忌がある宮をみなければなりません。
このS子様は、夫のことと子供のことで悩んだり心を痛めることになります。(これは自ら撒いた種ですから、致し方ないことですが・・・)
つまり官禄宮は夫妻宮の対宮ですから、夫のこともみます。
また、官禄宮は子女宮の疾厄宮ですから、子供のこともみます。
そして、太陽は原始宮が子女宮です。
この福徳宮の太陽・自化忌は、これだけで夫のことと子供のことで心を痛めるというようにも読み取れます。
昨日のブログで、「自化忌は神様から与えられた課題のひとつ」と述べましたが、S子様の課題の完璧な解答は見つからないと思います。
酷ないい方かも知れませんが、生涯重荷を背負って行かれることがひとつの解答であるようにも思います。
願わくば、官禄宮の自化権が官非(警察事、訴訟)などに発展しなければいいのですが・・・
きょうもお読み頂き、有り難うございました。
芦屋占い処・占風鐸 代表 田中風州
芦屋占い処・占風鐸