●化科は身体(健康運)に要注意!
芦屋占い処・占風鐸 代表の田中風州です。
下図は、いまのわたくしの命宮です。
数え53歳から命宮が大限疾厄宮となっています。
さて、日本のほとんどの紫微斗数の書籍には、化科は吉祥の意味がたくさん書かれています。
たとえば名誉とか、試験運がよいとか、聡明であるとか、とても有り難い星という位置付けです。
この前、台中でお会いしました飛星派で著名な徐曾生老師の「紫微斗数命運分析」の著書にも、化科には「善縁、解厄、貴人、功名、珍惜、才藝」と、よい意味の言葉ばかり掲載されています。
化科には解厄のはたらきがあるとする書籍は、ほかにも台湾の紫微斗数で散見されます。
化科には、果たして解厄するような力はあるでしょうか??
わたくしがいま台中でご指導頂いている飛星四化派、欽天四化派の陳永瑜老師は、化科は名誉や勉学等のよい意味もあるとはおっしゃっていますが、それは仕事や学業のみに限定されています。
ですから官禄宮の化科はよい意味にとっても大丈夫ですが、それ以外に出た宮の化科は自化科はもとより、生年化科でも気を付けなければなりません。
とくに健康面では、まず病気や体調不良を引き起こす作用があるようです。
冒頭掲げた、わたくしの命宮をもう一度ご覧下さい。
わたくしは丁度、53、54歳の頃より左顔面痙攣を引き起こし、いまも難儀しています。
陳老師の飛星四化派では、天梁の五行は陰木(乙)となります(土ではありません)。
乙は神経系統の病症をみる干でもあります。
そして、わたくしの本疾厄宮が午宮で、これまた武曲・自化科です。
午宮ですから先天的に、頭部に問題を抱えていることがこれで分かります。
命盤で自化科があれば、要注意の宮です。
大限や流年で命宮や疾厄宮が廻ってきたら気を付けて下さい。
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