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自己受容から広がる世界~ゆるなら風舎~

くにのまほろば《奈良》大和郡山市で
『カウンセリングルーム風舎』を営んでいる女性カウンセラーの日記です。
カウンセリング・箱庭療法・心理学レッスン・セラピスト支援などをしています。

昨日の続きです。

 

20年ほど前に聴いた講演とは

視覚障害者支援活動を続けてこられた方のものです。

その中で
「子供の頃に植え付けられた意識はなかなか拭い去れない」
という話が印象に残りました。

彼女の母親は
理不尽な差別を許さない人だったそうです、
ただ1つを除いては・・。

その1つとはライ病でした。

ライ病で鼻がなくなっている方が
包丁を研ぐ仕事でよく近くに来られていたとのことで

「その人を見たら走って逃げなさい」
と教えられたそうです。

当時、ライ病は空気感染すると信じられていました。

お母様は
子どもがそのような重い病気に感染するのを防ぎたかったのでしょう。

ライ病に関する当時の知識は間違っていることは

現在は明らかになっています。

「それでも・・」
と彼女は言いました。

「それでも、わたしは長い間ライ病の方のそばには寄れなかった」のだと。


何度招かれても
ライ病患者の集まるところには
怖くて、足を運ぶことができなかったそうです。

何年も断り続けたけれど
「これではダメだ」と思い、
やっとの思いで足を運んだ彼女は、患者さんの手を握りました。

「頭で考えて行った行動です」
と彼女は言いました。


子供の頃に感覚として深く刻まれたものは
それほどまでに拭い難い。

偏見や差別を否定する立場にいて
ずっとそういう活動をしてきた、その人が告白したことです。

立派だと思いました。


まず
「それはただの偏見だ」
ということに気づくこと。

そして
それを、意識的に受容すること。

そこから始めて

社会においてあたりまえに
自然に受け入れられるようになるまで
何世代もかかるのでしょうね。


どうしても受け容れられないということは
誰しもあると思います。

それでも

たとえ自分が受容できなくても
次世代に伝えていくことはできます。

 

感覚的に受け容れていないのに人に伝えるなんて

仮面を被って綺麗ごとを言っているだけじゃないの?

と、そんな自分を責める必要はありません。

 

自分が感覚的に無理でも

「これはただの偏見なんだ」と理解しているならば

伝えるという行動はできるし、その行動は尊いものです。

 

次世代に思いを託すことは、偏見を減らしていくこと


そうして、将来的には
理不尽な偏見にさらされ、肩身の狭い思いをする人が
減っていくのだと思うのです。

 

 

 

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世の中には

多くの理不尽な差別があります。

 

その背景には偏見があり

その偏見は

育ってきた文化の中で培われてしまったものです。

 

新しい視点を得て

「これって偏見だったんだ」と知り

考え方を修正することはできます。

 

考え方を修正することで

しっかり腑に落ちる場合は、簡単です。

 

考えと感覚が一致していますから。

 

 

ところが

頭では理解できても

感覚的に受け容れられない場合もあります。

 

「それは偏見だ」という考えを持ちながらも

感覚的に気持ち悪いと感じてしまうという場合です。

 

考えは修正できても

感じてしまうものはどうしようもないのです。

 

それでも

頭では偏見だと理解しているので

行動を修正することはできますし

そうすればいいのです。

 

ただ

考えと感覚が一致しないので

しっかり腑に落ちるということが難しい。

 

頭は、偏見を持っていないにも関わらず

感覚的には、偏見を持ったまま

という、なんともちぐはぐな状態に陥ってしまいます。

 

 

そういうときは、ちぐはぐなままでいいと思います。

 

大切なのは

「これって偏見だったんだ」と知り、それを次世代に伝えること。

 

そうすることで

ひとつの偏見が取り払われた文化が

継承されることになるからです。

 

継承されることで

「昔はそんな偏見があったの?びっくり!!」

というくらい、あたりまえのことになっていくのです。

 

 

「昔はそんな偏見があった」

と語り草になるまでは、少なくとも3世代はかかります。

 

知って理解する → 感覚が一致する → あたりまえになる

最短で3世代

 

 

このことを実際に感じたのは20年ほど前

ある講演を聴いたときでした。

この講演については、長くなるのでまた明日。

 

 

 

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質問に答えていくと

自分の性格の傾向がわかる

「自己分析ツール」は、いろいろとあります。

 

研究されて作られているので

「なるほど。当たってる!」

というものが多いのは、あたりまえ。

 

「当たってるよね!」と、友達同士で楽しむ

という利用の仕方は

わたしは結構好きですが

今日は、もう一歩突っ込んだ利用法を

お伝えします。

 

同じ分析ツールを

シチュエーションを変えてやってみることです。

 

誰と過ごしているかを基準に

さまざまなシチュエーションを想定してみます。

 

職場での自分

パートナーといるときの自分

親といるときの自分

子どもといるときの自分

趣味の仲間といるときの自分

初対面の人といるときの自分

親友といるときの自分

ご近所さんといるときの自分

嫌いな人といるときの自分

尊敬する人といるときの自分

 

こんな感じで

いろんなシチュエーションを想定してやってみると

自己理解が深まります。

 

ただし、これをする際の注意点があります。

 

「ほうほう、今のわたしってこうなんだ」

と眺めてみることです。

批判や否定はしないこと。

批判や否定は、自己理解の妨げになります。

 

自己分析の目的は

今の自分を「知る」「理解する」ことであって

自分の良し悪しを判定することではないのです。

 

 

 

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ちまちま作っていた書店、完成しました。

 

 

表通りじゃなくて、ちょっと路地裏にありそうな書店

 

古本も扱っていて

掘り出し物が見つかるかも。

 

暮れてきて灯りがつくと、こんな感じ

 

 

素敵(*´▽`*)

 

書店って、わたしにとっては落ち着く場所なんです。

紙とインクの匂いのする静かな空間

図書館もいいけれど

書店には書店独特の匂いがあって、心地いいです。

 

ミニチュア書店を眺めるのも心地いいな。

 

次は大作に挑む予定です♪

 

 

 

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『フリースタイル言語学』  川原繁人

 

 

言語音声学を専門とする川原氏は

さまざまな場面で、研究対象を見つけてしまう。

そして

がっつり研究して論文を書き上げる。

 

メイド喫茶のメイドさんの源氏名

萌え系とツン系の声

プリキュアの名前

ポケモンの名前

ドラクエの呪文

日本語ラップ

などなど・・

 

言語学の知識は全くないわたしでも

「へぇ~、そういうことだったの!」

と、とても分かりやすく説明されています。

 

ハ行が古代の日本ではパ行だったという

わたしも知っている知識もチラッと出てきて

個人的には嬉しかったです。

(この辺り、聞きたい方はお声がけを。

ただし、面白くないかもです。語るわたしは面白いですが笑)

 

最後の方で、心理についても少し記述があり

個人の尊重、希望へと。。

マイボイスの研究・開発についても触れられています。

 

 

 

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