わたしにしかできないことなんて
実のところ、何もないのです。
そりゃあ、わたしのようにするということは
わたし以外の人にはできませんし
逆に
他の誰かのようになんて、わたしにはできませんよ。
人はそれぞれ唯一無二のひとりなのだから。
それはそれとして、事実レベルで捉えると
今わたしがしていることは
わたしがいなくなったとしても、誰かがするのです。
あたりまえですね。
そして
わたしにしかできないことはないのですけれど
いま、ここにいるわたしが
できることがあるのです。
どんなに大切な人のことでも
どんなに近い関係の人のことでも
抱えている問題を肩代わりすることはできません。
その苦しみが自分のものだったらどんなに楽か
そんなふうに思うことでも
肩代わりすることはできません。
そして
そんなときに、自分に問いかける言葉は
ひとつだけ
「いま わたしに なにが できる」
できることはあります。
じっとしていることかもしれません
知らん顔していることかもしれません
自分が元気でいることかもしれません
ただ感じていることかもしれません
とにかく
できることをする
それしかないのです。
できないことを無理矢理しないで
できないことを嘆かないで
できることをすること
折に触れ、そこに立ち戻るようにしています。