『自分たちみたいな者なんかって決めつけてるのは、結局自分じゃない?』 | そのままでいいよね☆ゆるなら風舎

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くにのまほろば《奈良》大和郡山市で
『カウンセリングルーム風舎』を営んでいる女性カウンセラーの日記です。
カウンセリング・箱庭療法・心理学レッスン・セラピスト支援などをしています。

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 自分たちみたいな者なんか

 って決めつけてるのは、結局自分じゃない?


  (「宙かける教室」)


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高校生の科学コンテストのエントリーを

定時制高校だからと断られ、落ち込んでいるクラスメイトたちに

シングルマザーの高校生が言った言葉です。

 

「そんなこと気にしてどうすんのよ。」

 

彼女はキャバクラで働きながら娘を育てています。

「母親がキャバ嬢なんてかわいそう」

とは、日常的に言われていることだといいます。

 

「でもさ、そんなこと言う人って何も助けてなんかくれないのよ。」

 

そして、この言葉

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自分たちみたいな者なんか

って決めつけてるのは、結局自分じゃない?

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そうなんですよね。

 

人に勝手に優劣をつけて

「あなたはダメ」と言ったり

幸せはこうだと決めつけて、そこから外れる人を

「かわいそう」扱いする人はいます。

 

たくさんいます。

 

ナンセンスなのだけれど

そういう人がなくなることは、おそらくありません。

 

けれども

その意見を採用する必要はないんです。

これでいいんです。

 

だって、その人の意見が絶対ではありませんからね。

 

複数の人に言われたとしても

その人「たち」の意見が絶対ではない。

権力を持っている人が言うと

不利益を被ることはありますけれど

だからといって、それが絶対というわけではないのです。

 

「あなたなんか!」って言う人がいても

「自分なんか・・」って思う必要はない。

でいいのです。

 

他者による決めつけよりも

自分で自分を決めつけることの方が

自分の可能性を狭めてしまうんですよね。

 

 

 

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