グレーは白と黒でできている | そのままでいいよね☆ゆるなら風舎

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くにのまほろば《奈良》大和郡山市で
『カウンセリングルーム風舎』を営んでいる女性カウンセラーの日記です。
カウンセリング・箱庭療法・心理学レッスン・セラピスト支援などをしています。

当たり前なことなのですけれど
グレーは
白と黒を混ぜてできます。


自分にとっての「白」
自分にとっての「黒」
そういった規範があった上で
グレーができるわけです。

自分が捉えている世界は
どこまでいっても

主観的なものなので

わたしがグレーと感じているものは

わたしにとっての「白」と
わたしにとっての「黒」によって
できているグレーなんです。


人には
それぞれの規範があります。

その規範

自分にとっての「白」と「黒」を

自分のものとして大切にすると
グレーの存在も

認められるのだと思います。

 

 

「白黒だからしんどい、やめなければ、、」

「白か黒かなんて両極端じゃなくて、グレーで捉えないと、、」

という言葉を耳にすることがありますが

そうして努力して白黒思考から抜け出すことは、難しかったりします。

白と黒を否定しているからです。

 

まずは

白だと感じる、黒だと感じる。

それぞれを大切にしてみるといい。

 

どんなときに、どんなふうに?

それって混じっている瞬間ってない?

混じっているとどんな感じ?


心理職として、さらに突っ込んだことを言いますと

クライエントさんの規範を
クライエントさんの「白」と「黒」を
クライエントさんのものとして大切にすることで

そこにグレーを感じてもらうことができるのだと
わたしは、思うのです。

 

 

 

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