何を選んでも間違える可能性はあるのだから、自分で選択する方がいい | そのままでいいよね☆ゆるなら風舎

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くにのまほろば《奈良》大和郡山市で
『カウンセリングルーム風舎』を営んでいる女性カウンセラーの日記です。
カウンセリング・箱庭療法・心理学レッスン・セラピスト支援などをしています。

何人かで話していて

わたしだけが他の人と意見が違うとき

「わたしが間違ってるのかな」

と思って、周りの意見を採用してしまう。

 

わたしは昔

そんなことを何度も繰り返していました。

 

それでうまくいくときもあれば

うまくいかないときもあります。

 

自分の意見を採用して行動したとしても

それは同じことで

うまくいくときもうまくいかないときもある。

 

ただ

本当は自分は違うと思っているのに、周りの意見を採用して

うまくいかなかったときは

 

自分はAだと思ってたのに・・

なんでBにしちゃったんだろう・・

なんて、もやっとするものです。

 

それでも、結局は自分が選んでいるので

うまくいかないときも、仕方ないと納得していました。

 

その頃のわたしのbetterは

自分だけ違う意見のときにそれに沿って行動するよりも

多数の人の意見を採用するということだったのです。

 

その方が、少し安心できたんです。

「えーーー!それ、おかしいんじゃない?」

とか

「絶対違うって!」

とか

「普通はそんなふうに考えないよ」

とか言われるということが、とても憂鬱だったんだと思います。

 

周りに合わせておく方が楽だったんですね。

 

 

これではいけない。

自分の考えで選択した方がいい。

と思えたのは、子育ての中でのことです。

 

ママ友さんたちが「Bがいいよね」と言っていて

わたしは「Aがいい」と思いながらも、そのことは言わずに

Bを選択しました。

これが、うまくいかなかった。

 

わたしはずっと、そんなときも「仕方ない」で済ませてきたのですが

そのときは、物凄く後悔したのです。

我が子の不利益につながったからです。

 

わたしがAを選んでおけばこんなことにはならなかった、、

 

具体的にどのようなことだったかは、今は思い出せません。

おそらく些細なことだったのでしょう。

 

それでも

自分が自分の考えで選ばなかったために子どもに不利益が及んだことに

わたしはとても打ちひしがれてしまったんです。

 

― 自分の考えで選ぼう ―

心に誓いました。

 

もちろん、自分の考えで選んだとしても

うまくいくとは限らなくて

周りの人の意見の方が正解だということもあります。

 

選択の結果は、いつだって後になってからわかるものだから。

 

それでも

「違うな・・」と思いながら選択した結果よりも

「わたしはこう思う」と、自分の意見で選択した結果の方が

すっきりするし

それで誰かに迷惑がかかっても、素直に謝ることができます。

 

自分の意見で選択すると決めて

それを実行するようになって、2つわかったことがあります。

 

1つは

「えーーー!それ、おかしいんじゃない?」

とか

「絶対違うって!」

とか

「普通はそんなふうに考えないよ」

とか言われることって、実際には殆どないということ。

 

たまにそういうことを言う人はいますが

他の人がそれに賛同するかというと、そういうわけでもない。

 

それに、よしんば

周りの人が皆でそういうことを言うのであれば

その団体は、自分にとって居心地が悪いので

そっと距離をとればいいのです。

 

もう1つは

自分を信頼すれば、心が落ち着くということ。

 

うまくいくときも、いかないときもあるけれど

それでも、自分が自分を信頼してやれば

心がすっきりするのです。

 

 

 

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