マウントについて② | そのままでいいよね☆ゆるなら風舎

そのままでいいよね☆ゆるなら風舎

くにのまほろば《奈良》大和郡山市で
『カウンセリングルーム風舎』を営んでいる女性カウンセラーの日記です。
カウンセリング・箱庭療法・心理学レッスン・セラピスト支援などをしています。

昨日の記事の続きです。

 

マウントをとる人の心理について

推測できることを書きます。

あくまでも、心理学的な推測なので

全ての人に必ず当てはまるわけではないことは

前もってお伝えしておきますね。

 

そもそも、マウントをとるというのは

エネルギーの要ることですし

その割には収穫は少ないです。

 

 

わたしの友人が気づいたように
周囲の人は

「あの人マウントとってるよね」と気づいていて
そういう人には、あまりいい印象を持ちません。


要するに

マウントをとることで

自分の評判を下げてしまうというリスクがあるんです。


そんなリスクを犯しながらもマウントをとるのはどうしてか?
それは、その人にとってのメリットがあるからです。

 

安心というメリットです。

自分の能力が相手よりも高いのだと鼓舞することで

安心できるんです。

言い換えれば

その人にとって、マウントは自分の身を守る術なんです。

 

言っている内容が

「確かにそうだ(わたしよりその能力では優れている)」というものであっても

「うーん。それはどうかな?」というものであっても

いずれにせよ、わざわざマウントをとる必要はないのです。

 

なのにそうしてしまうのは

必死で自分を守っているんですよね。

 

マウントをとることで自分を守る必要があるということは

無意識の中に

守らなきゃいけない傷を抱えているということ。

必死にサバイバルしているということなんです。

 

ですから

その傷にうっかり触れてしまわないように

やわらかく距離をとるといいですね。

 

 

[カウンセリングルーム風舎]のHPはこちら