カテゴリは理解の一助にはなるけれど、ひとつのカテゴリでくくった時点で個人を見ていない | そのままでいいよね☆ゆるなら風舎

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くにのまほろば《奈良》大和郡山市で
『カウンセリングルーム風舎』を営んでいる女性カウンセラーの日記です。
カウンセリング・箱庭療法・心理学レッスン・セラピスト支援などをしています。

心理学レッスンの生徒さんの記事を拝借

 

「個性とは自身で言い切るもので、他人から押しつけられるものではない」

と、彼女は表現しています。

そして、この記事のリンクを辿るとこんな記事が

「障害は個性」、それ本当? 当事者が感じる違和感とは

 

それは至極当然の違和感です。

 

生徒さんの言う「他人から押しつけられた個性」とは

この「障害は個性」という表現と同様

なんらかのカテゴリについて「個性」という言葉を使っているから。

 

いやいやいや、、、

それは最早「個性」ではないでしょう。

 

たとえば、ですよ。

 

「女性は個性」と言われたらどうでしょう?

違和感しかありませんよね。

 

「個性」というのは個人の特性・性質・能力

あくまでも、個人に対して尊重を持って使う言葉で

カテゴリへの理解を示す言葉ではないわけです。

 

カテゴリについての知識は

個人を理解する助けにはなりますが

それだけで、ひとくくりにしてしまった時点で

相手を見るのをやめてしまっているとも言えるんですよね。

 

 

 

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