共にいる安心、ひとりになれる安心 | そのままでいいよね☆ゆるなら風舎

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くにのまほろば《奈良》大和郡山市で
『カウンセリングルーム風舎』を営んでいる女性カウンセラーの日記です。
カウンセリング・箱庭療法・心理学レッスン・セラピスト支援などをしています。

ムーミンのお話の中で

こんなシーンがあります。

 

騒々しい人たちの中で辟易したスナフキンは

ふと、ムーミン一家が恋しくなります。

 

スナフキンは考えます。

ムーミンたちだってうるさい。

何が違うんだろう?

そして、気づくのです。

「ムーミンたちといるときは、ひとりになれる」ということに。

 

そこには尊重があるんだなぁ

と思いました。

 

尊重とは

ときには放置することでもあります。

この場合の放置とは、役割を求めないということ。

 

そうすると

ひとりひとりがその人の選択で過ごすことを

あたりまえに認めている空間が出来上がります。

 

ひとりの人として

お互いに尊重し合う繋がりというものがあるので

話や遊びに参加したければすればいいし

安心してひとりにもなれるわけですね。

 

昨年の奈良合宿が、まさにそんな場でした。

 

共にいる安心

ひとりになれる安心

この2つを同時に感じることは可能です。

 

子どもたちが集まって

バラバラのゲームをしていたり、漫画を読んでいたりというのも

そういった2つの安心の場なのかもしれない。

 

そんなことを思ったのでした。

 

 

 

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