褒めるときは、自分のことは言わない方がいい。 | そのままでいいよね☆ゆるなら風舎

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くにのまほろば《奈良》大和郡山市で
『カウンセリングルーム風舎』を営んでいる女性カウンセラーの日記です。
カウンセリング・箱庭療法・心理学レッスン・セラピスト支援などをしています。

Aさんは、人のことをよく褒めます。

 

人の長所を見つけるのが

得意なんですね。

 

本当に「凄い!」と思っているようです。

本心で褒めていることは伝わります。

 

ところが

Aさんに褒められると

なんだか疲れてしまいます。

 

「気持ちだけもらっておきますね。

でも、褒めないでいてくれると助かります。」

っていう感じなんです。

 

なぜかというと

Aさんは

人を褒めた後、必ず

「わたしにはできないわ」

とか

「わたしなんか、とてもとても」

とか

「わたしには、そんな能力がないから」

とか

言ってしまうんです。

 

そして

それが本当にそうなので

言われた方は困ってしまいます。

 

Aさんに褒められることで

Aさんをけなしている感じになってしまうんです。

 

別に、Aさんのことをダメだと思っているわけではないし

けなしたいわけでもないのに

褒められることで、Aさんをけなしている感じになって

居心地が悪い。

 

人を褒めるときは

その人のことだけを言うのがいいです。

 

その後に、自分のことを話したりすると

せっかくの褒め言葉を

素直に受け取ってもらえなくなってしまう

なんてことが、起こりやすいんですよ。

 

 

 

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