『治療の邪魔になるものはセラピスト自身がそれを「邪魔なもの」と枠づけしないかぎり何もない』 | そのままでいいよね☆ゆるなら風舎

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くにのまほろば《奈良》大和郡山市で
『カウンセリングルーム風舎』を営んでいる女性カウンセラーの日記です。
カウンセリング・箱庭療法・心理学レッスン・セラピスト支援などをしています。

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 治療の邪魔になるものは セラピスト自身がそれを

 「邪魔なもの」と枠づけしないかぎり何もない

 

  (「セラピストの技法」 著:東豊)

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カウンセリングの場(クライエントのプライベートも含めて)で

起こることは、全てが大切なこと。

 

このことは

繰り返し繰り返し、自分の中で反芻しています。

 

何が起こっても

それが今起こっている意味があるのです。

 

そして、もうひとつ大切な視点があります。

 

今それが起こっているというのが事実

ならば、その(起こっている)状態で

ここからどうよくなる?

この起こったことをどう使う?

という視点です。

 

邪魔なものとしてしまうと

その事実を取り除こうとします。

今まさに起こっていることは

取り除くよりも生かす方が、はるかに役に立つのです。

 

さらに、ここ(起こることは、全てが大切)

を押さえておけばいいことがあります。

クライエントにも

クライエントを取り巻く人々にも

批判的な気持ちが起こらないことです。

 

邪魔なものを作らないことは

カウンセリングにおいて、いいことづくめなんですよね。

 

 

 

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