「言われた」ではなく「言った」と捉えてみると | そのままでいいよね☆ゆるなら風舎

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くにのまほろば《奈良》大和郡山市で
『カウンセリングルーム風舎』を営んでいる女性カウンセラーの日記です。
カウンセリング・箱庭療法・心理学レッスン・セラピスト支援などをしています。

相手に「言われた」って思うと
深く傷ついたり
とても腹が立ったり
恨んでしまったりして

ともすれば
苦しい状態が長く続くようなことになってしまいます。


相手が「言った」って思うと
それでも、やっぱり傷はつくけど、すぐに治るし、
腹がたっても、短い時間ですむし
恨む気持ちは起こりにくい。

自分の気持ちのケアができれば、苦しい状態は長引かないのです。


人はそれぞれ、その人の人生を生きている。
その人の歴史を抱えて生きている。
だから、何をどんなふうに捉えるかが違ってる。

いずれにせよ、そのときの精一杯で生きている。
他者も自分も。

それぞれがそれぞれの歴史を抱えて、目の前の出来事に反応する。

だから、思いもかけないことを言う人はいるし

その言葉や表現に、傷つくこともあります。

 

そんなときは
「言われた」ではなく、「言った」と捉えてみるといいのです。

 

「あの人に酷いことを言われた!」

ではなく

「あの人が酷いことを言った。」

と、捉えてみる。

 

そうすれば

その「酷いこと」は相手の問題になり、自分のものではなくなります。

そして
心にゆとりが生まれて、少し優しくなれるんです。

 

 

 

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