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誤解のないように、まずは説明しておきます。
カウンセリングで
必ず以下のようなことが起こるわけではありません。
そういう場合もあるということです。
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辛すぎて感じると生きていけない
と身体と心が判断すると
その感覚は、瞬時に封印されます。
そうして
自分の身を守るわけです。
ところが
その封印された感覚は
封印されているだけに持ち続けることになります。
手放すことができません。
そのために
生き辛さの原因になってしまうことがあります。
カウンセリングが進んでいくと
そういった感覚を感じてしまうときがあって
それは、とても苦しいことです。
気づかなければよかった。
封印したままでいればよかった。
感じていなかった頃に戻りたい。
確かに生き辛かったけど
これほど辛くはなかった。
そう思ってしまうくらい、苦しい。
でもね
それは長くは続きません。
感じることで手放すことができるからです。
そして
過去の封印が、今解かれたということは
今の自分には
それを感じて手放していく力があるということです。
身体と心が知っているのです。
手放すと、世界は変わります。
世界の空気ってこんな軽かったんだと
感じることができます。
カウンセラーは
その苦しいときにも、しっかりと側にいます。
共に居ることが
手放すための、感じきるための、支援になるからです。