「なんで?!」に答えない、対処法 | そのままでいいよね☆ゆるなら風舎

そのままでいいよね☆ゆるなら風舎

くにのまほろば《奈良》大和郡山市で
『カウンセリングルーム風舎』を営んでいる女性カウンセラーの日記です。
カウンセリング・アートセラピー・心理学レッスンなどをしています。

一昨日の記事

「なんで?!」には答えなくていいことが多い

の続きです。

 

では、どうすればいいかというと

いくつかあります。

 

一番のお薦めは

距離をとることです。

 

その場から離れるんです。

 

相手は

「逃げるな」と言うかもしれませんが

「逃げることは悪いことだ」という

一見正論のようなことを隠れ蓑にしているだけで

これも感情の表出ですから

受け取らないようにしましょう。

 

無言で離れるのはちょっと・・

ということであれば

「なんでだろうね?」とか

「なんで?!って思うんだね」と

相手の鏡になって、相手の言葉をオウム返しにして

そっと立ち去るということもできます。

 

 

離れることが難しいとか

いやいや、離れるのはちょっと・・

というのであれば

 

ひとつのやり方としては

「どんな気持ちなの?」

と問うという方法があります。

 

これは、かなりの正攻法です。

「なんで?!」は感情の表出なので

その感情が何なのかを問うということですから。

 

ただ、これをすると

「だから、なんで?!っていう気持ちなのよ!」

などと、余計に相手が怒ったりする場合もあるし

そもそも、こちらが追い詰められているから

そんな余裕はないかもしれないですね。

 

 

気持ちを問うことができないなら

その気持ちはわからなくてあたりまえなので

ただ「なんで?!という気持ち」と捉えてみます。

 

「この人は、なんで?!っていう気持ちなんだ」

 

受け取るのは

これだけでいいです。

 

そして

 

この「なんで?!」は

かなり攻撃力が高いので

その攻撃をまともに受けないために

自分を守る保護層を身につけましょう。

 

イメージの力を借ります。

できるだけ具体的にイメージしてください。

 

自分をすっぽり包んでくれるものがいいです。

 

例えば

ポヨンとしたゼリーのような、厚み20センチくらいの層

クリーム色で、バニラの匂いがする

とか

黒光りした鉄でできた壁

外側に鋲がついていて、内側は爽やかなミントの空気

とかね

 

その保護層は

自分を傷つけるものを通しません。

自分にとって快適なものだけ通します。

 

そのイメージの中で

「なんで?!」の時間をやり過ごすのです。

 

 

代表的なやり方をまとめてみました。

参考にしていただければ、幸いです。

 

 

〖カウンセリングルーム風舎〗