桃山錦です。
【全体】
アマミフウランの白縞で、済州島で作出されたものらしく、韓国で一般的には、済州島の白縞とよばれ流通していました。その頃、無名の白縞として、日本に十数株が入ったと思われます。当時は、アマミの白縞品種の為、とても高価でした。各地で色々な銘が付けられたと思われ、【桃山錦】【虹雪】【真白】などとして流通しています。今ではタイプがアマミの白縞としてタイプが色々ありますが、桃山錦として流通していると思われます。
出品株は、襲名者の方が、桃山錦の他とは、違う特徴を持つ元祖本性品【桃山錦】です。
【葉、軸、根】
雪白の縞は、時期によりピンクに染まります日強く作っても日に焼けずません
地の紺地との白縞のコントラストは抜群です
。泥根、泥軸で、縞の部分から伸びる根はルビー根となります。付けは月型です。
、桃山錦は、あまり多くのルビー根は出さず、他の桃山錦とよばれるアマミ白縞に比べて、葉の紺地が強く、とても太い泥根を出します。そして、葉幅をひき、間口も20センチ以上のとてもボリュームのある、見ごたえのある株になります。
【桃山錦の特徴のまとめ】
葉肉あつく、葉色こく、濃緑で紺地が強いです。根は泥根が多く、ルビー根はたまにです。根はとても太いです。葉幅も広く、一言で、ゴツイ株です。軸もとには紅をさします。それがコントラストのはっきりした泥軸にすすみます