横浜・あざみ野・たまプラーザのアロマテラピーサロン・スク―ル風ら花の石坂です。
みなさまは、精油の元となっている植物と同じ名前の植物が何百という品種があるのをご存じでしょうか?
ラベンダーやミント、ゼラニウム、ローズ、ジャスミン、ユーカリ、etc.
あなたが使っている精油の原料となる植物がどの種類の植物なのか
お花屋さんや園芸屋さんに行ったとき、目にした精油と同じ名前の植物が同一のものなのだろうか?
と疑問に思われたことはないでしょうか?
植物には世界共通の名前が付けられているので、照らし合わせれば、分かるのですが
精油の瓶には学名の記載があっても、販売されている植物に学名が明記されていないと確認ができませんね。
今回はジャスミンの種類についてご紹介したいと思います。
この季節、お外ではハゴロモジャスミンのよい香りが漂っていますね。
ジャスミンと名前につくけど、この植物からは精油はとりません。
なので、私たちが使っている精油のジャスミンとこのハゴロモジャスミンは残念ながら、同一ではありません。
ちなみにハゴロモジャスミンの学名はJasminem polyanthum
風ら花が認定校になっているNARD協会の指定精油メーカープラナロム社のジャスミンの学名はJasminum officinalisなので違う品種だということがわかりますね。
(画像を探すのがとても大変でして、恐らく、こちらです。違ったら申し訳ございません💦)
メーカーによって原料としているジャスミンの種類は異なります。
他に学名がJasminum grandiflorumでソケイ、オオバナソケイとも呼ばれるジャスミン
学名がJasminum sambacでマツリカ(茉莉花)、アラビアンジャスミンとも呼ばれる種類のジャスミン
からも精油が採られて販売されています。
マツリカはジャスミン茶の香りづけに使われる品種ですので香りとしてはなじみがあるのではないかなと思います。
私はこのジャスミンを育てたことがあるのですが、とっても良い香りで香るたびに幸せな気持ちになりました。
3つのジャスミンの中ではこのマツリカの香りがフレッシュな香りで一番、好きです。
きっと、みなさまも、お好みがあると思うので、嗅ぎ比べてみてはいかがでしょうか?
風ら花のホームページ上のブログには学名の話や香りの成分の話、使用用途など詳しく、専門的な記事を掲載しました。
ちょっと、長文ですが、ご興味がある方はぜひ、読んで頂けると嬉しいです。
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