先月、日本ダウジング協会会長の加藤展生先生とのコラボ講座、無事に終了いたしました。
これまで私は主にメディカルアロマを専門にお伝えしてきましたが、今回の講座では、精油のエネルギー的な面に焦点を当て、ダウジングとのコラボレーションを行いました。
25年以上にわたって精油を日常生活や仕事で使い続けていると、自然とそのエネルギー的な側面を感じるようになっていきます。
芳香植物と人との古から受け継がれたDNAが研ぎ澄まされているからなのでしょうか・・。
アロマテラピーには様々な楽しみ方があり、それぞれが独自の魅力を持っています。
- 香りとして
- メディカルとして
- サトルエネルギーとして
現代では、専門性に基づいた学び方が増え、アロマテラピーも「リラクゼーションアロマ」「メディカルアロマ」「スピリチュアルアロマ」など、分けられて学ばれることが多いです。
それぞれのアプローチには素晴らしさがあり、それに惹かれる方も多いと思います。
今回の講座ではみなさまに芳香植物の活用が時代の流れと共に発展と衰退を繰り返しながらも現代まで受け継がれてきたということを受講生の皆様に知って頂いて、精油のエネルギーを感じて頂きたかったので
最初に人と芳香植物の歴史について触れました。
人間と芳香植物の関わりを振り返ると、古代の宗教儀式での使用に始まり、美容や薬、さらには香りづけしたアルコールの飲用まで、植物の香りは様々な形で使われてきました。
これらの使い方は、現代のように厳密に分けられてはいませんでしたが、美容、健康、心のリラックスは切り離せない関係にあります。
健康になれば、美しくもなり、心の調子も整います。
専門性を高めることは、深く学ぶ上で大切ですが、分けて考えすぎると見落としてしまう部分もあるかもしれません。
それが、他の分野においても現代の問題点かなと感じたりもします。
私は今回の講座で歴史に触れることで、現代の専門性を活かしながら、昔の知恵に学び、統合的な精油の使い方のよさをこれからも伝えていきたいと、改めて感じました。
また、私自身はアロマの化学を最初に学んだことで、後々香りを調合する際にも各精油のサトルエネルギーの個性を掴むのに大変役立ちました。
例えば、化学を学ぶと分子量について理解が深まります。
分子量は香りの持続時間に関係しているため、調合する際には、トップノート、ミドルノート、ベースノートをバランスよくブレンドすることができるようになります。
また、この分子量は、精油のエネルギー面を考える際にも活用できます。たとえば、分子量が重い精油は、比較的下の方のチャクラに働きかけることが多いです。このように、化学的な知識を基にして、エネルギー的な使い方も広がるのです。
こういうことが明確に分かって、納得のいく説明ができるというのは、現代の良いところではないかなと思います。
これも、そういった研究をしてくださった先人がいるからこそのことですので、先人からのバトンを受け継いで、より良い形で活用していけたらよいですね。