昔は、

 

他に疾患が無い事が絶対条件

 

の線維筋痛症でしたが

 

 

今は

他に強い疼痛を伴う基礎疾患があっても

二次性線維筋痛症の診断がつく

 

ようになったそうですね。

 

 

 

私の患者時代は、本当に

 

「絶対に絶対に、他の疾患があったら

線維筋痛症ではありません。当院では診ません。」

 

 

という圧を、診察の度に感じており

それが、とても大切な条件だった!

 

 

 

そして、この

「徹底した除外診断」により、

とても安心できたのです。

 

 

 

だって、それまでは「整形外科」だったのが

 

いきなり

「リウマチ科」になったんですから

そりゃビビりましたよ。

 

 

リウマチって、大変な病気だと思うので

まさか自分が……。という気持ちでした。

 

徹底した検査の結果

 

「検査異常なし」で「痛みを認める」

 

ということで

 

「線維筋痛症」の診断がついた訳です。

 

 

 

私は非常にほっとしました。

 

だって、検査ではっきりと異常が見つかったら

それをひっくり返してまで治すって

とても大変なことじゃないですか!

 

 

線維筋痛症ならそれはそれで大変ですが

ひとまず、異常が無く、安堵しました。

 

 

ですので私の中の病名の優先順位は

 

 

がん(私の場合こんな話は出てませんが)

リウマチ

……

線維筋痛症

 

 

みたいなイメージです。

 

徹底した除外診断が必要

という説明を受ければ

当然こうなるような気がします。

 

 

 

 

で、今は基礎疾患お構いなしになったらしいので

 

がん ←→ 線維筋痛症

 

リウマチ ←→ 線維筋痛症

 

というように、線維筋痛症も同列になり

下手すると

 

 

線維筋痛症(不治の病)

がん

リウマチ

……

 

 

みたいに、一部の患者さんの中で

線維筋痛症が一番重要になっちゃってる

って場合も考えられます。

 

 

 

線維筋痛症は実のところ

 

「不治の病」ではなく

 

「不死の病」だと思います。

 

 

絶対死なない、非常に守られた病。

 

実は、病でもなく「症」。

 

 

 

完治・寛解までに

相当の努力を要することは確かですが

 

痛みを和らげるってことは

案外簡単

 

運動して、気持ちを明るくしていれば

ピークは過ぎると思います。

 

 

 

もし、運動の指導もなく

「不治の病」を植え付ける先生がいたなら

その先生は腕が無いと思いますし

 

もし、そんな先生に当たったとしても

今の時代は調べれば、運動の重要性はすぐにわかることです。

 

 

で、わざわざ言う必要もないと思うんですが

運動と言われて思いつくような動きができないならば

 

ストレッチ、それも無理ならば

身体の一部を動かすことから始めてみるって

考えればわかることだと思います。

 

 

 

 

私も、発作に苦しんだ時期がありました。

 

当時は線維筋痛症って知らなかったから

あれが発作と気づいたのも割と最近のことです。

 

 

何にも情報が無かったし

年齢的に若かったけど

 

「ストレスが原因だな」

「運動しなきゃヤバい」

「食べ物も原因かも」

 

って、医療の後押しが無くても

できる範囲で自主的に取り組んでいました。

 

 

 

以前の会社の人に再会した時も

「ストレスだよねー」

 

って笑い話で言われましたが

 

私の病名を知らない第三者ですら

的確なことを言い当ててしまうくらいのもんです。

 

 

 

 

それが何故か

自分の病名を知っているはずなのに

ストレスを招く行動をし

ストレスフルな日々を送り

悪い習慣はそのままで

 

痛みを増幅させ

「不治の病」を強化させているパターンもありますね。

 

 

 

 

本来「不死の病」のはずなんですが

 

「不治の病」に囚われ、甘え、

自分でできることもしなくなり

動かなくなると、当然

身体の機能が退化していきますよね。

 

頭を使わなくなると当然

頭の働きが悪くなっていくかも。

 

 

そうすると

「不死の病」だったはずが

 

結構危ない状態になるってこともあるのかも…ゲッソリ

 

 

 

 

 

 

ハートのバルーン私が一番伝えたいことです。